山田哲氏
信州大学医学部附属病院
放射線科 医師
2000年信州大学医学部医学科卒業後、同大学医学部画像医学教室に入局。放射線科医として画像診断業務に従事。2009年米国シカゴ大学に研究留学、コンピュータ支援画像診断研究に従事。2024年度より信州大学医学部医療データサイエンス講座(寄附講座)を設立し、医療とデータサイエンスのハブ(連結役)となるような「人材育成」を目指した「医学生教育」「産学連携」の実践、「横断的医学研究」「病院業務改善」への貢献に取り組んでいる。医師、放射線科診断専門医、医学博士。
プロセスマイニング コンファレンス 2024 生成AI時代のプロセスジャーニー ─業務プロセスのたゆまぬ可視化/分析/改善が導く競争優位─
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山田哲 氏
信州大学医学部附属病院
放射線科 医師
医療現場の働き方改革へ! 信州大学病院がプロセスマイニングの活用で目指すこと
長野県松本市の信州大学医学部附属病院は、特定機能病院/高度救命救急センター指定病院として、地域に最先端の医療を提供するだけでなく、高度医療人の育成や先端的な医学研究にも力を注いでいます。その中で同病院の放射線部門では、他部・科と密接に連携しながら画像診断や放射線治療等を担う過程で、業務が逼迫して医師やスタッフの業務過多の問題を抱えていました。
医療現場での働き方改革に向けて同部が着目したのがプロセスマイニングです。業務プロセスの可視化によって目に見えない種々の問題を掘り起こし、プロセスの改善・最適化と業務効率向上につなげるプロジェクトが進行しています。本セッションでは、国内医療業界におけるプロセスマイニング活用の先駆けとなる同病院の取り組みを、プロジェクトチームのキーパーソンが解説します。