市原麻衣子

一橋大学大学院法学研究科教授

ジョージワシントン大学大学院修了(政治学、Ph.D.)。専門は国際政治学、民主化支援、日本外交。著書に”Japan’s International Democracy Assistance as Soft Power: Neoclassical Realist Analysis”、「自由主義の危機─国際秩序と日本」(共著)、監訳書に「侵食される民主主義─内部からの崩壊と専制国家の攻撃 上・下」など。

朝日地球会議2022

2022/10/16 〜 2022/10/19
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市原麻衣子

一橋大学大学院法学研究科教授

「世界の知が読み解くコロナ後の時代」【第1部】

2020年前半から世界を席巻したコロナ禍は、現代社会に大きな影響を与えた。ロックダウンなど、国民の自由を強力に制約する措置は、各国で民主主義との間に軋轢を生み、世界規模での移動制限は、グローバリゼーションに急ブレーキをかけた。そして、2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻するという衝撃的な事件が起き、世界は混沌とした状況にある。第1部では、マルクス・ガブリエル、エマニュエル・トッド両氏へのインタビューを受けて、民主主義はどうなるのか、国際社会の構造は変わっていくのか、そしてコロナ後の時代とはどんな時代になるのかなどについて、市原麻衣子さん、與那覇潤さんらが掘り下げる。