抱厚志

(株)エクス 代表取締役社長

1960年大阪府生まれ。 同志社大学文学部社会学科卒。 卒業後、大手Sierに入社し、数多くの生産管理システム構築に従事。 1994年に株式会社エクスを設立、代表取締役社長に就任。 翌年、生産管理システム『Factory-ONE電脳工場』をリリース。 シリーズ全体で、国内外に1900本を超える導入実績があり、国内有数のシェアを持つ。 「製造業の復権」「起業家の本質」などをテーマとし、DXやベンチャー企業論の講演、大学への出講、執筆などで活動中。 株式会社ロスゼロ 社外取締役 一般社団法人ツーリストシップ 理事 NPO同志社大学産官学連携支援ネットワーク 執行理事 NPO関西を元気にする会 理事

SamuraiDX 2025

2025/01/16 〜 2025/01/17
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 社長

抱厚志

(株)エクス 代表取締役社長

製造業に求められる「強いDX」の本質◆DXで変わるものづくり

日本は世界におけるデジタル競争力ランキングは下降の一途であり、既に中堅国という位置付けである。経済産業省のDXレポートにおいても、DXが進まない場合の大きな経済損失が述べられている。しかし、DXの必要性を感じながら、単なるIT化(弱いDX)に終始する企業は多い。企業経営では、デジタル技術でビジネスモデルを刷新する強いDXが求められている。 今後のものづくりには、デジタルにリンクした強固なサプライチェーンの構築が求められ、企業間の繋がり方で企業価値が決まる時代が到来するといえるだろう。その様な中でDX、特に強いDXの持つ役割は大きい。 今回は強いDXのあり方について言及します。