末次光

(株)NTTドコモ 法人ビジネス本部 第一法人営業部 第五営業 担当課長

通信キャリアにて法人企業向けのITシステム導入支援業務(SE・サービス開発)に従事。 2015年に株式会社NTTドコモ 入社し、自動運転や次世代ITSなどの研究・実証実験を実施。

Interop Tokyo カンファレンス 2021

2021/06/09 〜 2021/06/23
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 管理職

末次光

(株)NTTドコモ 法人ビジネス本部 第一法人営業部 第五営業 担当課長

セルラーV2X(Vehicle to Everything):5Gと自動運転

「自動運転」というと、「無人で街を走り回るクルマ」というSFのようなイメージが浮かぶかもしれませんが、自動運転技術のメリットはドライバレスだけではありません。たとえばすでに実用化されている「衝突被害軽減ブレーキ」や「高速道路における車線維持」といった、「ドライバのミスや負荷等を減らす技術」も含まれます。自動運転とは本来、こうした「安全で快適な交通のための運転支援システム」から、“究極のゴール”である「無人による輸送・移動」すなわち「自律運転」までの、広いジャンルを指す用語です。 こうした自動運転を支える技術の一つが、自動車と周囲との通信、すなわちV2X (Vehicle to Everything)技術です。 本セッションでは、V2Xの中でもとくに、携帯電話技術を活用する「セルラーV2X」について着目します。携帯電話事業者の視点から、「5Gを含む携帯電話を活用した自動運転の研究開発や普及展開」について、さらには「日本と世界の状況や今後」について紹介します。 <要旨> ・V2Xの概要とセルラーV2Xの特徴 ・5Gを含むセルラーV2Xの最新動向 ・普及のためのキーファクター