韮原祐介

HRD株式会社・プロファイルズ株式会社 代表取締役

経営コンサルティングファームにて国内外の戦略、組織・人事、システムなどの改革に幅広く従事した後、データサイエンス専業のブレインパッドに参画し、経営企画部長として立案を主導した中期経営計画では、売上2倍、経常利益12倍を達成。現在は、HRDグループにて、人事・組織領域を始め、デジタル領域のデータ・AI活用、サイバーレジリエンス強化を強みとしたコンサルタントとして活動するかたわら、東京大学工学部・工学系研究科にて、AI・データ活用、ソフトウェアエンジニアリング等に関する講義を担当。また、東進デジタルユニバーシティで、AIとDXに関する講座を担当。 著書に「いちばんやさしい機械学習プロジェクトの教本」(2018年)、「サイバー攻撃への抗体獲得法 ~レジリエンスとDevSecOpsによるDX時代のサバイバルガイド」(2021年)がある。

HRD Next 2023 - 人的資本経営のその先へ -

2023/01/26 〜 2023/01/27
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 社長

韮原祐介

HRD株式会社・プロファイルズ株式会社 代表取締役

人的資本経営への取り組み方と 2023年の事業×組織×人材戦略 – 経営戦略策定の手引き(2023年版)-

本セッションでは、昨今話題の「人的資本経営」に企業はいかに取組み、相互に連動した事業戦略・組織戦略・人材戦略をどのように構築していけばよいのかを中心に解説します。 「人材版伊藤レポート2.0」は、経営戦略と人材戦略の連動の重要性を説き、その実現のための一丁目一番地にCHRO(最高人事責任者)の設置を挙げていますが、本セッションではそうした形式的議論よりも、実効的に戦略を連動させることを重視した議論を展開する予定です。 2022年1月初旬に発行した拙稿「経営戦略策定の手引き(2022年版)~事業×組織×人材の戦略統合による新時代の企業成長論」は、お陰様で多くの業界有識者の方々や人材版伊藤レポート研究会関係者の方にもお読み頂きました。 本セッションではさらに、業界を問わず共通した最新の経営環境を踏まえ、2023年にどのように組織と人材の戦略が組み込まれた経営戦略を策定すればよいのか解説します。 特に、ロシアによるウクライナ侵攻以後、激変する世界情勢の中で、経験したことのない未知の経営環境に直面していく可能性を踏まえ、どのように組織と人材の戦略を構築すべきかが2023年以降の経営上の重要なポイントとなっていくことを指摘します。 本カンファレンスは、「人的資本経営のその先へ」をテーマとして各セッションを展開していきますが、本セッションにおいては、日本に人的資本経営が真に定着した先に何が待っているのかについても展望をお話したいと思います。 各社の戦略責任者や人事責任者の方々、人材育成に関わる方々に是非ご覧頂き、今後のご参考として頂ければ幸いです。