齋藤暖生

東京大学大学院 農学生命科学研究科附属演習林 富士癒しの森研究所・所長

1978年、岩手県出身。京都大学大学院農学研究科博士後期課程終了。農学博士(京都大学)。専門は、森林—人間関係学、森林政策学、植物・菌類民俗、コモンズ論。博士論文のテーマは山菜・きのこ採りに関する生態と民俗。最近の研究の主軸は「森林と文化」、「自然アクセス」。共著書に『東大式癒しの森のつくり方』(築地書館、2020年)、『森の経済学』(日本評論社、2022年)など。

Outdoor Innovation Summit 2022

2022/12/21 〜 2022/12/22
  • 国内講演者
  • 教育・研究機関
  • ディスカッション
  • 管理職

齋藤暖生

東京大学大学院 農学生命科学研究科附属演習林 富士癒しの森研究所・所長

自然アクセス制から考える日本のアウトドアの未来

欧州の国々では土地所有に関わらず自然環境に誰もが親しめるような制度(自然アクセス制)が多くあり、アウトドア活動の基盤になっています。それらの先行事例から、自然アクセス制の仕組みや制度の成り立ち、トラブル防止の取り組みの紹介を通じて、日本のアウトドア活動に対する社会的仕組みのあり方を考察します。