SteveAoki氏
音楽再生回数が30億回近くを数える、真のビジョナリー。グラミー賞に2度ノミネートされたアーティスト兼DJ、プロデューサーで、Dim Mak Recordsの創業者である同氏を、Billboardは「世界で最も求められるエンターテイナーのひとり」と評価。ソロアーティストとして、7枚のスタジオアルバムをはじめ、Lil Uzi Vert、Maluma、BTS、Linkin Park、Louis Tomlinsonなどのアーティストとのコラボレーション作品をリリースし、クロスジャンルディスコグラフィーの分野で高い評価を獲得。 1996年、大学の学生寮の一室で自らのレーベル「Dim Mak」を設立。トレンドを発信するレコードレーベル、イベント/ライフスタイル企業、アパレルブランドを展開する。同レーベルは、The Chainsmokers、Bloc Party、The Bloody Beetroots、The Killsなどの世界的アーティストが飛躍するきっかけの場所として、またZEDDやDiploといったアーティストがキャリア初期にリリースを果たす場所として知られる。ナイトライフを席巻する同氏は、ハリウッドの伝説的なクラブナイト「Dim Mak Tuesdays」を主催。Kid Cudi、Daft Punk、Lady Gaga、Travis Scottなど、後にスーパースターとなるアーティストのパフォーマンスをいち早く起用した。 また、ファッションデザイナー、作家、起業家としても活躍し、多方面で才能を発揮。2012年には、再生医療や脳の保存を専門とする脳科学研究分野の組織を主に支援する「THE AOKI FOUNDATION」を設立。さらに、自身のアパレルラインである「Dim Mak Collection」では、オリジナリティあふれるデザインを提案し、A Bathing ApeやBruce Leeとのコラボレーションを展開。ブランドを新たな高みへ押し上げた。その多方面にわたる活躍は、グラミー賞にノミネートされたNetflixのドキュメンタリー『I'll Sleep When I'm Dead』(2016年)と自身の回顧録『BLUE: The Color of Noise』(2019年)に収められている。2020年夏、ラテン専門レーベル「Dim Mak En Fuego」を発表。音楽と文化の境界を「縦横無尽に」打ち破り続けている。
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