ジョック・アブラハム・トン

Promised Land Secondary School創設者兼ディレクター

南スーダンの首都ジュバにPromised Land Secondary Schoolを創設、Youth for Peace through Educationイニシアチブを立ち上げ、ディレクターを務める。デラウエア大学の2018年のMandela Washington Fellowで、彼のドキュメンタリー「Bullets to Books」は2019年のRon Kovic MY HERO AWARDを人道部門で受賞。平和構築、若者と女性のエンパワーメント、難民・避難民の教育などのコミュニティー開発分野で10年以上、教師として7年の経験を持つ。

SDGグローバル・フェスティバル・オブ・アクション from JAPAN

2021/03/25 〜 2021/03/26
  • 海外講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • 社長
  • 管理職

ジョック・アブラハム・トン

Promised Land Secondary School創設者兼ディレクター

若者を担い手に 何十億もの平和へのアクションを

ジェンダー格差への抗議、気候変動対策や人種間の平等を求める運動まで、若者の情熱とエネルギーは、社会に変革をもたらすために不可欠です。国連の最も基本的な使命であり、持続可能な開発目標と持続可能な開発のための2030アジェンダの横断的な礎である平和と安全の確保も同様です。今日、15歳から24歳の若者は12億1,000人いると推定されており、これは世界人口の15.5%にあたります。中満泉 国連事務次長・軍縮担当上級代表は、「史上最大の世代である若者は、大量破壊兵器や通常兵器の脅威(拡散を含む)を減らすために、意識を高め、変化をもたらすための新たなアプローチを開発する上で重要な役割を担っています」と述べ、若者が果たすリーダーシップの役割を高く評価しました。世界を変えるために日常の人々を鼓舞し、市民の声を政策対話につなげることは、より持続可能で平和的な未来のための必須の道です。このセッションでは、南スーダン、イラク、日本、アメリカから平和における若手リーダーをスピーカーに迎え、中満事務次長も交えながら、多様なバックグラウンドと視点を基に、地域、国、世界レベルで平和を築き持続させるために若者が果たす役割を議論します。登壇者は、AI・ICT・アート・音楽などを用いながら既成概念にとらわれない発想で展開してきた革新的なプロジェクトを発表するとともに、その背景にある個人的なストーリーも共有します。司会は自身もオーラル・ヒストリーや軍縮・平和課題をライフワークとする、TBSテレビの久保田智子TBS報道局ニュース編集長が務めます。複雑に交錯する課題に対して、人々を巻き込んで行動を起こすためのヒントを得たい方は必見です。