中村丁次

公益社団法人 日本栄養士会 代表理事会長 公立大学法人 神奈川県立保健福祉大学 名誉学長

管理栄養士、博士(医学)。 1972年徳島大学医学部卒業。新宿医院、聖マリアンナ医科大学病院で臨床栄養を実践。1978年より東京大学医学部に研究生として在籍し、1985年に博士号を取得。学位論文のテーマは 「健常過体重者の摂食行動と身体活動状況に関する研究」。 2003年神奈川県立保健福祉大学教授に就任。栄養学科長、学部長を経て、2011年から2023年3月まで学長。公益社団法人日本栄養士会代表理事会長、日本栄養学教育学会理事長。2008年第15回国際栄養士会議(ICD2008)組織委員長。2013年厚生労働省「日本人の長寿を支える『健康な食事』のあり方に関する検討会」座長。 約100年にわたる日本の栄養政策の歴史の後半部分に直接関わってきた功績は、「東京栄養サミット2021」の冒頭で行われた岸田首相のスピーチでも紹介された。国際的にも栄養学の第一人者として広く知られている。著書の『臨床栄養学者中村丁次が紐解くジャパン・ニュートリション』(第一出版)は、英語版と中国語版が相次いで出版され、全世界で読まれている。

未来まちづくりフォーラム

2024/02/21 〜 2024/02/22
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中村丁次

公益社団法人 日本栄養士会 代表理事会長 公立大学法人 神奈川県立保健福祉大学 名誉学長

食はすべてのSDGSにつながる Japan Nutritionは持続可能な社会づくりに貢献する

明治以降、食事・人材・エビデンスを組み合わせ、長寿国をつくりあげた日本の栄養100年の知見=Japan Nutritionを世界へ広げ、持続可能な栄養改善基盤づくりを支援する日本の活動を紹介。 Japan Nutritionから、持続可能な社会づくりを考える。 食、栄養はSDGsすべての項目と深く関わっており、地球規模の社会課題解決につながる。 現在、Japan Nutritionは多くの国からの注目を集めており、世界に広げると岸田総理も東京栄養サミット2021で宣言している。