斉藤惇氏
株式会社KKRジャパン 会長
2015年8月にKKRジャパンに会長として参画、2017年12月よりKKR Global Institute シニアフェロー、2023年1月よりKKRジャパン会長に再任。2017年11月より2022年12月まで日本野球機構会長を務め、在任中コロナ対策を指導しまたオリンピックでも野球ゲームを成功裏に終了した。KKR以前は、2013年1月から2015年6月まで株式会社日本取引所グループの取締役兼代表執行役グループCEOとして日本の株式市場の発展に尽力した。同社発足以前は、2007年6月より東京証券取引所の代表取締役社長、同年8月からは株式会社東京証券取引所グループの取締役兼代表執行役社長を兼任し、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合を指揮した。野村証券株式会社代表取締役副社長、住友ライフ・インベストメント株式会社の代表取締役社長・会長等を歴任した後、2003年4月より2007年5月まで株式会社産業再生機構の代表取締役社長として日本の不良債権問題解決や企業の事業再生に貢献した。2016年旭日大綬章受賞。慶應義塾大学商学部で学士号取得。
社会課題解決と事業成長を両立する企業経営とは?
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斉藤惇 氏
株式会社KKRジャパン 会長
日本における企業経営の事業成長と社会課題
本来国民の安寧・安心を満たす貢献をしない事業の存在は意味がない。社会問題には貧富格差や環境問題などいろいろある。経営目的を金銭的最大化におくこと自体は誤りではないが其の為に社会問題を生み出すことは不正であり、社会問題を最大限解決することへの貢献度の結果として利益が創出されると言う思想を持つことが大事である。