櫻井克夫氏
豊田エンジニアリング株式会社
上級コンサルタント
東北大学工学部在学中に高性能複座グライダーの開発設計に従事。運輸省(現国土交通省)より型式証明キュラムス型(JA2101)を取得。1965年トヨタ自動車㈱に入社。1984年から5年間、初代レクサス「LS400」主任担当として企画から新車発表までを担当。その後、センチュリーの主査(現CE)として、四半世紀ぶりのフルモデルチェンジの企画・開発を担う。トヨタ退社後、東海理化専務、恵那東海理化社長を経て、豊田エンジニアリング㈱上級コンサルタントとして製品企画、開発マネジメントを指導。他に、タイコーデバイス顧問、日本化薬顧問を務める。
IMPROVE - 現場力 × 組織力 -
- 国内講演者
- 民間企業
- 基調講演
- その他職名
櫻井克夫 氏
豊田エンジニアリング株式会社
上級コンサルタント
『夢への挑戦 ベンツを越えろ』 初代レクサス開発物語
初代レクサスLS400は1989年米国で発売され、高級車のブランドとなりました。それ以前、トヨタ自動車の欧米での企業イメージは低く、高級車メーカーとは認知されていませんでした。そのトヨタからなぜこのような車が出現したのか。どのような企画で、車両開発にどんな工夫がなされたかは一切明かされていません。数十年が経過した今だからこそ語れる、初代レクサス開発とトヨタが世界の高級車市場に本格参入できた理由をご紹介します。狙いを明確にした企画とそれを実現した製品開発システムが参考になれば幸いです。
