蔦大輔氏
森・濱田松本法律事務所
弁護士
弁護士。2017年から3年間、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)にて法改正等を担当。2020年より現職。サイバーセキュリティ協議会「サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス検討会」委員。主たる業務分野は、サイバーセキュリティ、個人情報保護・プライバシー、IT・ICT。サイバー攻撃予防のための取組、攻撃を受けた後の事後対応について豊富な知見を有する。近時の著書として、『情報刑法I サイバーセキュリティ関連犯罪」(弘文堂、2022年)、『60分でわかる!改正個人情報保護法超入門』(共著、技術評論社、2022年)、『事例に学ぶサイバーセキュリティ 多様化する脅威への対策と法務対応』(経団連出版、2020年)など。
Security BLAZE 2022 byAMIYA
- 国内講演者
- 民間企業
- 専門職
蔦大輔 氏
森・濱田松本法律事務所
弁護士
ランサムウェアと個人情報保護法対応を中心に サイバーインシデント対応の法律実務最前線
サイバーインシデントとしては、マルウェアに感染した、ウェブサイトが改ざんされた、ランサムウェアに感染してサービスが止まった、様々な事態が起こりえますが、やはり、ランサムウェアの脅威はいまだに大きいところです。2020年、2021年に改正された個人情報保護法が2022年4月から施行され、個人データの漏えい等についての対応が法的義務となりました。本講演では、ランサムウェア感染を題材として、サイバーインシデント発生時にどのような対応が必要となるか、弁護士の視点から最新の実務についてお話しします。