イノベーションの推進に向けた金融庁の取組み
金融庁では、金融サービスが利用者保護やシステムの安全性を確保しつつ特色ある機能を発揮し、個人や企業の利便性向上等を通じて、経済成長に資する形で持続的に発展するよう、金融機関やフィンテック事業者の支援を強化しています。本講演では、金融セクターにおける健全なイノベーションの実現に向けた金融庁の主な取り組み(環境整備、事業者支援、調査研究等)についてご紹介します。
金融庁においてイノベーション推進施策を担当するとともに、FATF暗号資産コンタクトグループ共同議長として暗号資産のAML/CFT関連の国際的なルールメーキングに従事。2019年から2021年にかけて、ジョージタウン大学Cyber SMART研究センターにおいて分散型金融システムのガバナンスに関する研究に従事。東京大学工学部卒。ロンドンビジネススクール金融学修士。
生成AIで実現する最先端の顧客接点業務のデジタル化
顧客のライフステージやニーズに寄り添った、個別最適化された金融サービスを提供していくためには、顧客接点業務のデジタル化に加えて、AIとデータの利活用が重要な鍵となります。本講演では、生成AIを活用したCRMにより、顧客接点業務がどのように変わるかをデモンストレーションを交えてご紹介します。
(講演者のプロフィールは、各イベントサイトからご確認ください)
三井住友トラスト・グループが描く金融DXの未来
伝統的金融機関が提供するサービスの多くは、金利や手数料水準の多寡が商品選択時の絶対的な基準となっています。一方で、Digital Native企業はコアバリューの中心がテクノロジーとなり、そこを磨き上げることで新たな顧客体験を提供し続けています。金融機関はデジタルを活用した効率化で金利・手数料を下げるだけでなく、デジタル領域をコアバリューとするサービスを考えていくことが、金融DXへの道筋となります。
大学卒業後、三井住友信託銀行(旧住友信託銀行)に入社。年金事業で数理計算や確定拠出年金の商品開発・企画業務に従事した後、M&Aに関するファイナンス業務に従事。その後、当社で初めての本格的なアジャイル開発案件にプロダクトオーナーとして参画し、社内開発標準策定にも関与。2021年4月設立の三井住友トラスト・グループのDX戦略子会社CEOに社内公募を経て就任。その他、一般社団法人金融データ活用推進協会 理事等も兼任。
「クラウドネイティブでイノベーションを加速。 しかしセキュリティは?~ゼロディ攻撃からも身を守る方策」
金融業界では、顧客のニーズに素早く応えることが競争力を維持するための不可欠な条件です。そのため、クラウドネイティブテクノロジー、つまりコンテナ技術の活用がサービス提供の速度を向上させる鍵となります。しかし、この環境では従来のセキュリティ手法では不十分であり、コンテナ環境に特化したセキュリティ対策が求められます。特に金融機関では、サプライチェーンからランタイムまで包括的なセキュリティが要求され、さらにゼロデイ攻撃に対する対策も必要です。このセッションでは、コンテナ環境での万全なセキュリティをワンストップで実装する方法についてご紹介いたします。
(講演者のプロフィールは、各イベントサイトからご確認ください)
DXで「最高の顧客体験」を創造する ~ 地域に寄り添うエンゲージメントバンクグループ ~
千葉銀行は、「一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする」というパーパスの下、デジタルによって「最高の顧客体験」を創造するためのDX戦略を策定し、明確なゴールを定めたロードマップに沿って、歩みを続けています。アプリ・法人ポータル、データ活用、業務効率化、新事業創出、そして人材育成など、地域に寄り添うエンゲージメントバンクグループの達成に向けた取り組みについて、ご紹介させていただきます。
1994年4月千葉銀行へ入行。シンガポール駐在員事務所長、県庁支店長、人材育成部人材戦略室長、デジタル改革部長を経て、2023年4月より執行役員デジタル戦略部長として、千葉銀行グループ全体のDX推進を牽引する。
証券業界を取り巻くビジネス環境の変化と 当社グループが目指すべき方向性について
キシダノミクスの本格稼働により証券業界を取り巻く環境は大きく変化、リーマンショック後米国に起きた資産運用業界の変化が日本に起こると考えます。当社独自のセグメント戦略である「オルクドール戦略」、新たに「マスアフルエント戦略」に今年度より本格着手。2024年10月、日本最大のスタートアップ支援拠点である「STATION Ai」が、ホームタウン愛知に開設、当社独自のスタートアップ支援、協業推進についてお話しいたします。
1990年4月丸万証券(現東海東京証券)入社。小牧支店長、豊田支店長、名古屋支店営業二部長を経て、2013年4月 執行役員、2014年4月ウェルスマネジメント本部本部長、当社独自ブランド「オルクドール」を立ち上げる。2017年5月旧髙木証券副社長、同社の吸収合併を担当。2019年9月東海東京フィナンシャル・ホールディングスへ帰任、専務執行役員 総合企画グループ担任。2022年4月東海東京証券副社長 グローバル・マーケットカンパニー長を経て、2023年4月より現職。
AI等、最新デジタル技術を活用した「人対人」の営業力強化への挑戦
AIが大きな進展を見せデジタル時代が大きく動こうとしていますが、少なくても生命保険業界においては「人対人」の営業力は引き続き重要な競争軸であることは間違いありません。ただ、最新のデジタル技術をどう営業力強化に活用するかを考えるためには、今までと違ったイマジネーション力が求められる時代になってきています。今回、当社で挑戦するいくつかの取り組みを紹介いたします。
大学卒業後、山一證券で投資開発を担当した後、ネット創成期である1995年より9年間ネット系スタートアップを創業し経営しました。その後は、ソフトバンク系投資会社で国内外スタートアップ投資や大企業(日立造船、コニカミノルタ、SOMPO)での新規事業開発に携わってきました。2021年4月より当社にてイノベーション推進に関する業務を担当しています。
SMBCグループがデジタルで創り出す新規事業
SMBCグループはメガバンクの中でも率先してITやデジタルの技術を経営に取り入れてきました。金融サービスに閉じることなく、お客さまのニーズに応えるデジタルサービスを生み出し続け、いまや非金融領域におけるデジタル子会社は10社を超え、一金融機関からグローバルソリューションプロバイダーへと変化しつつあります。なぜ、新規事業を次々と生み出せるのかについてお話しします。
1990年入行。法人業務・法務・経営企画・人事などに従事した後リテールマーケティング部・IT戦略室(当時)を部長として立ち上げ。その後、トランザクションバンキング本部長として法人決済の商品・営業企画を指揮。2023年よりグループCDIOとしてSMBCグループのデジタル戦略を牽引。