インダストリーフォーラム 2023 夏(金融 Day)
現在、非金融分野で進展したDX(デジタルトランスフォーメーション)が、コロナ禍を経て金融分野でも一気に広がりを見せています。その本質的な価値創出や変革は道半ばですが、金融とフィンテックを巡る環境は、国内外で目まぐるしく進化しています。昨年から「全銀システムへの接続が資金移動業者にも開放」され、この春には銀行間の無料少額移動「ことら」がスタートしたほか、資金移動業者への「デジタルマネーの給与払い」も可能になりました。 非金融のアプリに金融機能を組込むことでより高付加価値なサービスを創出する「組込型金融(Embedded Finance)」についても、銀行・保険・証券を問わず、事例が続出しています。 本セミナーでは、さまざまな有識者に金融の未来を予測していただきつつ、現在進行形で成果を生んでいる、金融DXの取り組みや時代に取り残されないためのシステムモダナイズのヒントを紹介いたします。
インダストリーフォーラム 2023 夏(金融 Day)
- 国内講演者
- 民間企業
- 管理職
中川晃一 氏
住信SBIネット銀行株式会社
デジタル事業推進部長
年間1.7億件の決済に安心と安全を~住信SBIネット銀行のスマート認証NEO~
当社は最先端のIT技術・テクノロジーを駆使して、金融業における近未来領域の開拓と、革新的な事業モデルの追及につとめております。その中でも、お客さまに安心して取引いただく上で最も重要である、お取引時の認証サービスについて、これまでの当社のあゆみ、現在の「スマート認証NEO」の仕組み、昨今注目されている不正取引に対する課題認識や取組み、今後の展開について解説いたします。
インダストリーフォーラム 2023 夏(金融 Day)
- 国内講演者
- 民間企業
- 管理職
橋本賢一郎 氏
ULTRA RED, Ltd.
セールスエンジニアリング本部 本部長 兼
シニア セキュリティアーキテクト
レッドチームの立場から考える、ASMからCTEMへの進化の必要性
グローバル企業などを中心に導入が進んでいるサイバーセキュリティの分野では、アタックサーフェスマネージメ ント(ASM)の分野が話題となっています。この講演ではその先を唯一リードする進化技術であるCTEMを紹介します。
インダストリーフォーラム 2023 夏(金融 Day)
- 国内講演者
- 民間企業
- 管理職
山岡直人 氏
クアルトリクス合同会社
シニア カスタマー サクセス マネージャー
顧客の「声」を経営に活かす ? 国内外の地銀・信託銀の事例に学ぶ、DX成功の秘訣
DXがますます注目される昨今、日本国内においても社内プロセス・コミュニケーションに様々な業務・プロセスへのデジタル技術の活用が加速しています。また、コロナ禍やパブリックAPI・モバイル アプリの発展などにも後押しされ、顧客との接点も多様化・セルフサービス化が急激なスピードで進行しています。この流れは金融機関も例外ではなく、より顧客のニーズに合致した商品やサービスの開発・展開のため、顧客からフィードバックを収集し、社内全体で共有することの重要性に改めて目が向けられるようになりました。顧客の「声」収集のためには、デジタル技術を活用して工数やエラーを削減するとともに、改善策の提示や実施に至るプロセスを構築することが重要です。本セッションでは、クアルトリクスが国内外の金融機関のお客様とともに、顧客の「声」をデータとしてすくい上げ、どのように改善を行ったのか、実事例をもとにご紹介します。
インダストリーフォーラム 2023 夏(金融 Day)
- 国内講演者
- 民間企業
- その他職名
岸和良 氏
住友生命保険相互会社
エグゼクティブ・フェロー
デジタル共創オフィサー
住友生命のDXとマインド変革、そこから広がる生成AI活用の可能性
健康増進型保険「住友生命Vitality」の開発の裏側に迫り、DXの成功・失敗の法則、マインドの変革の勘所、デジタル・データ・ビジネスに強いDX人材の育て方について、実経験に基づいて解説します。また、マインド変革することで、より効果的に生成AIが活用でき、新たな価値創造につながる可能性について解説します。
インダストリーフォーラム 2023 夏(金融 Day)
- 国内講演者
- 民間企業
- 基調講演
- 管理職
副島豊 氏
SBI金融経済研究所 研究主幹
前・日本銀行金融研究所 所長
インダストリーフォーラム 2023 夏(金融 Day)
現在、非金融分野で進展したDX(デジタルトランスフォーメーション)が、コロナ禍を経て金融分野でも一気に広がりを見せています。その本質的な価値創出や変革は道半ばですが、金融とフィンテックを巡る環境は、国内外で目まぐるしく進化しています。昨年から「全銀システムへの接続が資金移動業者にも開放」され、この春には銀行間の無料少額移動「ことら」がスタートしたほか、資金移動業者への「デジタルマネーの給与払い」も可能になりました。
非金融のアプリに金融機能を組込むことでより高付加価値なサービスを創出する「組込型金融(Embedded Finance)」についても、銀行・保険・証券を問わず、事例が続出しています。
本セミナーでは、さまざまな有識者に金融の未来を予測していただきつつ、現在進行形で成果を生んでいる、金融DXの取り組みや時代に取り残されないためのシステムモダナイズのヒントを紹介いたします。