自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
自動車業界が大きな転換点を迎えています。米アップルやソニーといった異業種からの本格参入が期待されるほか、車両自体は自動運転EVを基本としたデジタル化に進化していきます。 ビジネスモデルはハードからソフトウエア・データに比重が移り、年間販売台数よりも走行車両の数やそこで得られるデータの主導権争いに向かっています。 新しいビジネスモデルを支えるのは、車内や車外を検知するセンサー、ソフトウエア、サービスとなってきます。スマートシティーの中でクルマをモビリティーとしてどう生かしていくのかという視点も重要になっています。 一方、自動車業界は、欧州発の動きとしてカーボンニュートラル(炭素中立)をどう達成するのか、対応が求められています。EV中心の車種構成にするだけでは達成できません。部品メーカーまで含めてどう進めていくのか問われています。 本セミナー「自動車未来サミット2022春」は、2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラル対応をキーパーソンとともに探っていきます。
自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
細井裕介 氏
PwCコンサルティング
製造業・自動車事業部 シニアマネージャー
eモビリティエコシステムの将来像とLCA時代への対応
日本企業も待ったなしで取り組むEV化は、動力源の変化に留まらず、顧客体験の変革・新価値創出やエネルギー・蓄電池含む社会システムの再創造をもたらす。本講演では、まず、そのような変化の中、日本の自動車産業で想定されるシナリオと変革の方向性を提示する。続いて、EV拡大に伴うモビリティ新潮流として製品LCAの動向を読み解く。GHG削減ルールの変化だけでなく、排出量計算に不可欠なエコシステムが先行する欧州の事例から考える。
自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
- 国内講演者
- 民間企業
- 管理職
川崎祐輔 氏
ルネサス エレクトロニクス
オートモーティブソリューション事業本部
車載デジタルマーケティング統括部
エコシステム・ビジネス推進部 部長
デジタルシフトでCASE革命に挑むルネサスの車載半導体戦略
車載半導体の重要性がかつてないほどに高まっている。コネクテッドサービスやADAS、自動運転を支える車載SoCに加え、電動化に欠かせない車載マイコンやパワー半導体にも技術革新が求められる。顧客のイノベーションを支援するために、デジタルシフトを推し進め、CASE革命に挑むルネサスの車載半導体戦略と具体的ソリューションを紹介する。
自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
- 国内講演者
- 民間企業
- 役員
水山正重 氏
パナソニック オートモーティブシステムズ
取締役 副社長執行役員
チーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)、
新事業推進担当、車室空間ソリューション担当、サイバーセキュリティ担当、知的財産担当
Software Defined Vehicle(SDV)化の本質とは何か?
SDV化の潮流が顕在化してきたが、これは最も技術革新のスピードが速いIT業界のスピードで、自動車業界における競争が行われるようになることを意味する。
E-Eアーキテクチャは大転換期を迎え、ECUの統合化やソフトウエアプラットフォーム、クラウドとの連携等について自動車業界の中で様々な議論が行われている。これらの要素は全て「ソフトウェアを高速に進化させる能力を持つ者が大きな競争優位を獲得する」という視点で検討が行われるべきものであり、かつ、かつその「進化」の対象は新車のみならず既販車も含まれる。また、この方向性は必然的にオープンイノベーション戦略が成否を分ける重要要因となる状況をもたらすため、業界標準化やエコシステムへの関与を誤ると致命的な打撃を被ることになる。
この講演では、先行して「Software Define化」してきたコンピューターやエレクトロニクス製品等先行業界の歴史的事例考察も交えながら、上記のような課題認識に基づいて、SDV化の潮流が自動車開発に与える構造的影響や戦略上考慮すべき重要因子について考察する。
自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
- 国内講演者
- 民間企業
- 社長
井口衛 氏
aPriori Technologies
アジアパシフィック担当副社長
自動車の電動化がもたらす製造業への変化と新時代へ向けたaPrioriの構想
昨今の自動車業界は次世代自動車の開発が必要とされる大きな変革期を迎え、製造現場では、より柔軟に、敏速に、変化へ対応した開発を迫られている。本講演では、CO2 排出量削減の世界的な需要が自動車製造業界に与える影響、自動車メーカーによるデジタル工場の必要性を踏まえ、刻々と変化する環境下で競争力と革新性を維持するためにaPrioriのデジタルスレッドがもたらす革新的で貴重な知見、実用的な詳細分析と変革的なソリューションの全貌を紹介する。
自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
- 海外講演者
- 民間企業
- 管理職
AlejandroESPADA(アレハンドロ・エスパーダ) 氏
フォルシア・ジャパン
フォルシア インテリア ジェネラルマネージャ ジャパン
自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
自動車業界が大きな転換点を迎えています。米アップルやソニーといった異業種からの本格参入が期待されるほか、車両自体は自動運転EVを基本としたデジタル化に進化していきます。
ビジネスモデルはハードからソフトウエア・データに比重が移り、年間販売台数よりも走行車両の数やそこで得られるデータの主導権争いに向かっています。
新しいビジネスモデルを支えるのは、車内や車外を検知するセンサー、ソフトウエア、サービスとなってきます。スマートシティーの中でクルマをモビリティーとしてどう生かしていくのかという視点も重要になっています。
一方、自動車業界は、欧州発の動きとしてカーボンニュートラル(炭素中立)をどう達成するのか、対応が求められています。EV中心の車種構成にするだけでは達成できません。部品メーカーまで含めてどう進めていくのか問われています。
本セミナー「自動車未来サミット2022春」は、2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラル対応をキーパーソンとともに探っていきます。
自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
- 国内講演者
- 民間企業
- 管理職
門脇正史 氏
デンソー
AI研究部 基盤技術研究室 担当次長
The future style of product design
半世紀以上にわたりコンピュータは発展し、あたらしい価値を社会に与えてきた。量子コンピュータは従来のコンピュータとは異なる原理で動き、コンピューティングの可能性をさらに広げると期待されている。近年、自動車産業においても、活用方法を模索する動きが始まった。サービスなどのリアルタイム処理と、シミュレーションなどのバッチ処理があるが、本講演では、モノ作りの上流工程である製品の設計を例として、デンソーが考える量子コンピューティングによるイノベーションの加速について紹介する。
自動車未来サミット2022 春 ~2030年に向けたデジタル化とカーボンニュートラルを探る~
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
阿部健太郎 氏
PwCコンサルティング
Strategy&ディレクター
eモビリティエコシステムの将来像とLCA時代への対応
日本企業も待ったなしで取り組むEV化は、動力源の変化に留まらず、顧客体験の変革・新価値創出やエネルギー・蓄電池含む社会システムの再創造をもたらす。本講演では、まず、そのような変化の中、日本の自動車産業で想定されるシナリオと変革の方向性を提示する。続いて、EV拡大に伴うモビリティ新潮流として製品LCAの動向を読み解く。GHG削減ルールの変化だけでなく、排出量計算に不可欠なエコシステムが先行する欧州の事例から考える。