Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

緊迫する国際情勢とともに世界規模でサイバー攻撃が急増し、巧妙な手口のランサムウェア攻撃が日本でも事業停止など甚大な影響を及ぼしています。さらに、パンデミックをきっかけとした急速なDXの推進に伴って攻撃対象領域が拡大する一方、従来型の境界防御だけでは万全でないことから、企業・組織におけるサイバーセキュリティへの取り組みは、事業の継続性を担保する上で組織全体で取り組むべき最重要の課題となっています。 しかし、守るべき領域・リソースが拡大している中、増大するサイバー攻撃の脅威に対して、より強固な対策、より早く広い調査とレスポンスが求められている企業・組織は「セキュリティ人材不足」という深刻な問題に直面しています。このような状況を私たちはどのように把握し、何から、どのように対処していくべきなのか。 本カンファレンスでは、「【1】国際情勢、地政学リスク」「【2】我が国のサイバーセキュリティ政策について」「【3】サプライチェーンリスク」「【4】セキュリティ人材」「【5】最新のサイバー脅威とこれからのサイバーセキュリティ」という、サイバーセキュリティを考えるための5つの重要なテーマにおける第一人者に登壇いただき、それぞれの立場から最新の知見を共有いただくことで、日本の企業・組織が取り組んでおくべきサイバーセキュリティのポイントを考察します。 企業・組織のセキュリティの携わるすべての皆様必見のセミナーです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

2023/05/28 〜 2023/06/01
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 管理職

菊川悠一

サイバーリーズン合同会社 プロダクトマーケティングマネージャー

全方位の安心を拡張する「Cybereason XDR」

攻撃者はセキュリティが甘い組織の脆弱なポイントを探し当て、PC、サーバだけでなくクラウド、ネットワーク機器など多方面から攻撃を仕掛けます。インシデント発生時、セキュリティ担当者は至る所に散らばった攻撃の痕跡という「ピース」を探し出し、パズルのように攻撃の全体像を完成させなければなりません。 本講演では、サイバーリーズンが対処した攻撃事例や調査結果をもとに組織が解決するべき課題をご紹介し、分散したピースを埋める作業の自動化と時間短縮を実現するXDRの製品とサービスを、デモを交えてご紹介します。

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

2023/05/28 〜 2023/06/01
  • 国内講演者
  • 教育・研究機関
  • 専門職

伊東寛

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) 主席研究員

戦いの歴史から学ぶ これからのサイバーセキュリティ Part 3 〜サプライチェーンリスクを中心として〜

最近のサイバー攻撃は、その手段が高度化していると言われる一方、多数の攻撃の中には、そのレベルの低いものもあり、多様化してきているというのが実態であろう。それらの中で、中堅中小企業を踏み台にした上位企業や組織への攻撃、例えば某医療機関への攻撃事例や大手自動車会社関連の攻撃事例が著名である、いわゆるサプライチェーン攻撃のリスクが高まっている。今後は、取引先企業からセキュリティ強化のリクエストが出されるようになるなど、各企業のサプライチェーンリスクに関する対策も待ったなしであろう。 しかし、サプライチェーンリスクと言っても実は人によりその解釈が異なり、その理解がやや迷走している感がないとは言えない。 本講演では、サプライチェーンリスクに関する軍事的なエピソードを切り口とし、サプライチェーンリスクを今一度、整理し、現在のサイバーセキュリティ上のサプライチェーンリスクについて、大企業、中堅中小企業の方々が、その認識をさらに高めて頂くためのお話をしたいと思います。

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

2023/05/28 〜 2023/06/01
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • その他職名

本城信輔

サイバーリーズン合同会社 Japan CISO

サプライチェーンリスクについて

講演者の登壇内容は、下部の「登壇イベントはこちら」からご覧ください。

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

2023/05/28 〜 2023/06/01
  • 国内講演者
  • 教育・研究機関
  • 教授

上原哲太郎

立命館大学情報理工学部教授/京都大学博士(工学)

セキュリティ人材育成の動向

セキュリティ人材育成の必要性は常に議論されてきている。特に政策提言としてセキュリティ人材の不足が常に予測され、育成に需要があることが幾度となく言われてきた。 これに呼応するように、教育機関においてもセキュリティ人材育成のプログラムや学科・学部が作られてきており、他に官が支援する育成プログラムや再教育プログラムがいくつか生まれ、運営されてきている。 本講演では、主に大学など高等教育機関におけるセキュリティ人材育成の動向と官が支援するいくつかのプログラムの紹介を通してこれらを俯瞰し、また今後求められる人材像についても私見を述べる。

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

2023/05/28 〜 2023/06/01
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 管理職

パクヨンジン

サイバーリーズン合同会社 グローバルSOC セキュリティサービス アシュアランスマネージャー

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

緊迫する国際情勢とともに世界規模でサイバー攻撃が急増し、巧妙な手口のランサムウェア攻撃が日本でも事業停止など甚大な影響を及ぼしています。さらに、パンデミックをきっかけとした急速なDXの推進に伴って攻撃対象領域が拡大する一方、従来型の境界防御だけでは万全でないことから、企業・組織におけるサイバーセキュリティへの取り組みは、事業の継続性を担保する上で組織全体で取り組むべき最重要の課題となっています。 しかし、守るべき領域・リソースが拡大している中、増大するサイバー攻撃の脅威に対して、より強固な対策、より早く広い調査とレスポンスが求められている企業・組織は「セキュリティ人材不足」という深刻な問題に直面しています。このような状況を私たちはどのように把握し、何から、どのように対処していくべきなのか。 本カンファレンスでは、「【1】国際情勢、地政学リスク」「【2】我が国のサイバーセキュリティ政策について」「【3】サプライチェーンリスク」「【4】セキュリティ人材」「【5】最新のサイバー脅威とこれからのサイバーセキュリティ」という、サイバーセキュリティを考えるための5つの重要なテーマにおける第一人者に登壇いただき、それぞれの立場から最新の知見を共有いただくことで、日本の企業・組織が取り組んでおくべきサイバーセキュリティのポイントを考察します。 企業・組織のセキュリティの携わるすべての皆様必見のセミナーです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

2023/05/28 〜 2023/06/01
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 理事

名和利男

株式会社サイバーディフェンス研究所 専務理事/上級分析官

有事(武力衝突)以前に本気を出す国家アクターが 仕掛けるサイバー脅威シナリオ

目まぐるしく移り変わる「国際情勢」や世界中で高まる「地政学的リスク」に強く影響を受ける形で、これまでの金銭獲得目的の「サイバー犯罪グループ」、特定の主義主張を持つ「ハクティビスト」、神出鬼没な「個人のハッカー」とは全く異なる、「国家や国家の支援を受けるアクター(国家アクター)」のサイバー活動(オペレーション)が活性化し、重要組織に加えて、一般の組織や個人も標的にするケースが見られています。 そこで、ここ数年「国家アクター」が有事(武力衝突)以前に実施していると分析・評価された事象を合理的に組み合わせた「最悪のシナリオ」を紹介しつつ、最近の政府機関が求める標準レベルのセキュリティ対策を実装した組織が、どのような(潜在化・顕在化)インシデントを経験するのかについて考えます。

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

2023/05/28 〜 2023/06/01
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • その他職名

中村玲於奈

サイバーリーズン合同会社 サイバーストラテジー・エバンジェリスト/CISSP

台湾有事と中国のサイバー脅威

近年、米国の軍関係者や政府高官が数年以内の中国による台湾への実力行使の可能性に言及しています。一方、中国の習近平国家主席は、台湾問題の解決と統一を歴史的任務と掲げ、武力行使も否定していません。 昨年のペロシ前下院議長の訪台に際しては、中国による、より踏み込んだ形での軍事演習に加えて、複数のサイバー攻撃が観測されています。 いずれの形式であっても、今後の台湾海峡の情勢変化によって発生する影響は、政治、経済、安全保障、地理的にも関係が深い我が国にとっても甚大になると思われ、未曾有のリスク管理が求められるでしょう。 本セッションでは、基本的な台湾有事の蓋然性から、関係諸国の思惑、そして想定されるサイバー攻撃とそのベースとなる中国のサイバー能力や脅威動向についてお話し、リスク管理の前提となるサイバー空間の安全性を毀損し得る主要因を分析します。

Cybereason Security Leaders Conference 2023春 トップランナーと考えるこれからのサイバーセキュリティ

2023/05/28 〜 2023/06/01
  • 国内講演者
  • 国・地方公共団体
  • 管理職

吉川徹志氏

内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC) 副センター長 内閣審議官

最近の情勢を踏まえた 我が国のサイバーセキュリティ政策について

最近の国際情勢及びランサムウェアや標的型攻撃等によるサイバー攻撃の深刻化等の状況を踏まえた我が国のサイバーセキュリティ政策の概要や取組の現状について、サイバーセキュリティ戦略や重要インフラ行動計画なども紹介しながら、企業での組織的対応の重要性も含め解説する。