石垣雅人氏
合同会社DMM.com
プラットフォーム事業本部 第1開発部 部長 兼 VPoE室
2015年に大学を卒業後、DMM.comにエンジニアとして新卒入社。 入社2年目から同社のプラットフォーム事業本部でプロジェクトマネージャーを務め、複数の職種を経験した後、2020年3月より現職。 現在は「DMMポイントクラブ」の立ち上げからグロース、約3500万会員のID・個人情報管理、CSプラットフォーム(カスタマーサポート)を司るメンバーシップサービス部の部長、DMM全体のエンジニア組織課題を解決するVPoE室を兼務する。著書に『DMM.comを支えるデータ駆動戦略』(マイナビ出版)がある。
Developers Summit 2023
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石垣雅人 氏
合同会社DMM.com
プラットフォーム事業本部 第1開発部 部長 兼 VPoE室
結局は、ひと
プロダクト開発の成功において、一番の阻害している要素は、人と人の感情とか関わり合いだと思います。
私は以前だと、優秀なプロジェクトマネージャーや技術スキルが高いメンバーがいればプロダクト開発がうまくいくとおもっていました。
しかし、どんなに技術スキルが高くなっても、結局は誰かと一緒にチーム開発することになります。ひとりですべてをこなすことは無理だし、絶対にどこかのスケールタイミングで、チームとして価値を出さないといけない時が来る。その場合、直接的に自分がコードを書いてプロジェクトを成功に導くのではなく、間接的に誰かを動かしながら価値を出していかないと、事業的にも遠くへ行けない。という部分がプロジェクトの失敗がきっかけとなって学べた部分があります。
本セッションでは、どのような失敗をもとにプロダクト開発における「人」をどのように考え出したかの事例について紹介させていただければと思います。
DXを支えるクラウドネイティブな アプリ・ソフトウェア開発基盤 2023 夏
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石垣雅人 氏
合同会社DMM.com
プラットフォーム事業本部
第1開発部 部長 / VPoE室 / アルファ室
How to measure Developer Productivity ~可観測性と再現性~
近年、様々な分野においてソフトウェアの重要性が増してきている。エンタメから社会インフラまで、今ではソフトウェアが存在していない領域のほうが少ない方である。当然そこには開発を行うエンジニア組織がいる。組織を率いて刻一刻と変化する市場の変化やユーザニーズに合わせるために、継続的にソフトウェアを変化させながらユーザーへデリバリーしていくわけだが、大事になるのはあらゆる活動を観測可能にしていくこと(可観測性)とその再現性(何度実行しても同じ結果になる)の2つである。本講演では、事業からエンジニアリングをどのような考え方で接続し、主にエンジニアリング領域の可観測性と生産性の再現性について事例を持ち入りながら紹介していく。
開発生産性Conference 2024
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石垣雅人 氏
合同会社DMM.com
プラットフォーム開発本部 第1開発部 部長 / VPoE室 / アルファ室
「開発生産性を上げる改善」って儲かるの?に答えられるようにする
昨今「開発生産性」に関するノウハウが世の中的にも多く溜まってきており改善を目指す現場も多くなってきました。
一方、開発生産性と言っても改善の中身は多岐に渡りリファクタリングやリプレイス、正しい見積もりによる予測、社内政治の円滑化、強いメンバーの採用、生成AIの導入などのアプローチは様々で効果が数値化しにくい部分もあります。正しく説明責任を果たせなかったり信頼関係がないと改善活動を後回しにされたり、逆にトップダウンで優先される傾向にあります。こうした事象を防ぐために「説明責任はどう果たすか」という観点で話せればと思います。