MPower Partners Fund L.P. ゼネラル・パートナー
きゃしー まつい/ゴールドマン・サックス証券会社、元日本副会⻑およびチーフ日本株ストラテジスト。1999年に「ウーマノミクス」を提唱し世界に浸透、日本政府の女性活躍推進戦略にも影響。多様性・コーポレートガバナンス・持続可能性を経済合理性の観点で分析。2020年に著書出版、ハーバード大・ジョンズホプキンズ院卒。
※ プロフィールの引用元は「日本の人事部「HRカンファレンス2026-春-」」になります。
※ 登壇者情報には同姓同名も含まれている場合があります。
※ 詳細は以下の一覧をご確認ください。
なぜ今スタートアップにはESGが必要なのか?
優れたリーダーはいかにしてパワーを使うべきか?
働き方やキャリアに対する価値観が多様化している昨今、従来の権力のあり方も変化を迫られ、トップダウン型ではなく風通しのいいフラットな組織を目指す傾向が社会全体で強くなっています。この1年で、権力の偏在が原因で生じた不祥事に関するニュースも相次ぎました。 トップダウン型のシステムには、権力をもたない層の意見が重視されにくいためメンバーのモチベーションが上がりにくく、組織全体の任務遂行能力を高める「フォロワーシップ」が醸成されづらいという難点があります。 また、現代は変化が激しく先の見通しが極めてつきにくい「VUCA」の時代です。強大な権力を前提とする旧来のトップダウン型の組織では、多様な意見が取り込まれないために意思決定の質が低下し、不確実な状況に対して脆弱な体質になってしまいます。 だからこそいま、オープンでフラットなコミュニケーションと民主的な意思決定を重視する新しいタイプの組織への関心が非常に高まっています。ビジネス界で話題を集めている「ティール組織」は、新時代の組織形態の最たる例でしょう。 しかし、どのような形の組織においても、「決断する」というマネジメントは必要不可欠です。さもないと、チームをまとめて大きなミッションを成し遂げることは困難だからです。それゆえ、フラット型システムのリーダーであっても必要に応じて自らが持つパワーを発揮し、組織を1つに統合しなければなりません。 そこで、リーダーによるパワーの使い方を考えるうえで重要になるのが、世界中のビジネスパーソンから熱い注目を浴びているEI〈Emotional Intelligence〉(エモーショナル・インテリジェンス/感情的知性)です。実際に、ビジネスの現場でのリーダーシップも、EIを重視したものに変化しつつあります。
多様性が企業の強みとなるのか 〜ダイバーシティ経営が不可欠な本当の理由
日本のジェンダー平等は、ジェンダーギャップ指数世界 120位という事実が示すとおり、諸外国に比べ大幅に遅れをとっている。改めて考えたいのは、なぜ「平等」を実現すべきなのか。ポイントは、女性の活躍やダイバーシティの実現は、人権の問題であると同時に企業にとっては「成長のドライブ」となること。元ゴールドマン・サックス証券のストラテジストであり、2児の母であるキャシー 松井氏と、その夫で金融機関のアドバイザーや企業の経営に携わりながら沖縄科学技術大学院大学理事を務めるイェスパー・コール氏に、教育評論家で法政大学名誉教授である”尾木ママ”こと、尾木直樹氏が迫る。