ジョイス・チャウ

amfori Director APAC

2011年6月、amforiのアジア パシフィックの国々の代表として就任。役割は、ビジネス・ソーシャル・コンプライアンス(amfori BSCI)、環境パフォーマンス(amfori BEPI)、品質管理(amfori QMI)、責任ある貿易政策などのサステナビリティ・サービスを通じて、責任ある貿易の促進に取り組むことです。 2019年1月以降、APACディレクターとしてAPACチームを率い、オーストラリア、アジア パシフィック、バングラデシュ、インド、トルコに直接拠点を構えながら、同地域におけるオープンで持続可能な貿易の推進に尽力しています。 約30年にわたるキャリアの中で、パブリック・アフェアーズ、ステークホルダーおよびメディア・リレーションズ、危機管理、サステナビリティ、CSR、サプライチェーンに関連する課題管理の分野を経験。 amforiに入社する以前は、HSBCのAPACコーポレート・サステナビリティ・オフィスのシニア・バイス・プレジデント、デル・チャイナのコーポレート・コミュニケーション・ディレクターを務めました。また、香港特別行政区政府のイノベーション・アンド・テクノロジー・コミッション(創新科技署)、香港空港管理局(HK Airport Authority)、GS1でも勤務した経験を持ちます。 コミュニケーション学の学士号(BSoSc)および翻訳学の修士号(MA)を取得。

第9回サステナブル・ブランド国際会議2025

2025/03/18 〜 2025/03/19
  • 海外講演者
  • 民間企業
  • その他職名

ジョイス・チャウ

amfori Director APAC

「真に実効性ある人権デューディリジェンス」を考える

欧州では企業に人権・環境デューディリジェンスを義務づける指令(CSDDD)が発効するなど、企業に人権尊重を求める潮流は年々加速しています。 国内でも人権デューディリジェンスに本腰を入れる企業が急増していますが、表面的な取り組みに留まることなく「いかに実効性を持たせ、本質的な人権尊重に繋げられるか」が重要な問いとなっています。 特に対応の難易度が高く、企業の悩みの種になりやすいのはサプライチェーン上の人権リスクへの対応です。 本セッションでは、サプライチェーン上の人権リスクの予防・是正に注力してきた日本企業や関連サービサーを招き、取り組み事例から得られる学びを踏まえながら、「真に実効性ある人権デューディリジェンス」の在り方を探ります。