ブレイディみかこ氏
ライター・コラムニスト
1965年、福岡県生まれ。1996年から英国ブライトン在住。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で新潮ドキュメント賞を受賞。著書に『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』『女たちのテロル』『両手にトカレフ』など。
朝日地球会議2022
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ブレイディみかこ 氏
ライター・コラムニスト
対談「子どもの貧困ーー100年後もあっていいの?」
長引くコロナ禍と食料や光熱費などの値上げが暮らしを直撃しています。満足に食べられない貧困を生きる子どもたちが数多くいます。英国在住のブレイディみかこさんは、初の小説『両手にトカレフ』で、100年前と現代の子どもの貧困を正面から描きました。主人公は、家族のために学食でパンを万引きし、依存症の母にかわって弟のケアをする中学生の少女です。作品の底流にあるのは「そろそろ貧困問題に本気で目を向けなければ、世界は変わらない」という危機感です。わたしたちに何ができるのか。英国と日本の現状を見つめ、ブレイディさんと考えます。