マイクデュピー氏
マイケル・デュピーは、企業のサステナビリティとイノベーションの専門家であり、教育者・起業家として、消費財、大学院教育、投資銀行、エコツーリズムなど多様な分野で25年以上の経験を持っています。 彼は、グリーンマウンテン・コーヒー・ロースターズおよびキューリグ・グリーンマウンテン株式会社で、企業サステナビリティ担当副社長およびサステナブル・イノベーション担当副社長を歴任しました。これらの役職において、国際的に評価される企業責任プログラムを立ち上げ、「CERES」による北米初のサステナビリティ報告書賞を共同受賞しました。また、4,800万ドル以上を戦略的フィランソロピーに投資し、生物模倣(バイオミミクリー)やボトム・オブ・ザ・ピラミッド(BOP)プロジェクトなどの革新的な取り組みも推進しました。在任中には、グリーンマウンテン・コーヒー・ロースターズが「CROマガジン」で2度にわたり最優秀企業市民賞を受賞しました。 彼は、バーモント大学のグロスマン・スクール・オブ・ビジネスが提供するグリーンMBAプログラム「サステナブル・イノベーションMBA」では、「持続可能な世界のためのビジネス戦略」、「サステナブル・オペレーションとグリーン・サプライチェーン」、「イノベーションツールとしてのバイオミミクリー」といった科目を担当し、2017年には「Faculty Member of the Year」、2021年には「Best Adjunct Faculty Member」に選ばれています。 また、ゴールドマン・サックスでは副社長として金融資産の投資・管理に携わり、さらに革新的な鉄道バイキングエコツーリズム事業を共同創業しました。環境・社会・ガバナンス(ESG)分野に特化したコンサルティング企業のシニアアドバイザーも務めています。 彼は法学、経営学、生物模倣の大学院学位を取得しており、現在はバーモント州を拠点に息子と暮らし、音楽活動を楽しみながら、野球のプレイとコーチングも行っています。
第9回サステナブル・ブランド国際会議2025
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