塩瀬隆之氏
京都大学
准教授
京都大学工学部精密工学科卒業、同大学院工学研究科修了。機械学習による熟練技能継承支援システムの研究で工学博士。ATR 知能ロボティクス研究所、慶応義塾大学SFC 研究所客員研究員など併任。京都大学大学院情報学研究科助教、京都大学総合博物館准教授を経て2012年6月退職。 同7月より経済産業省産業技術政策課 課長補佐( 技術戦略)。2014 年7月京都大学総合博物館准教授に復職。NHK E テレ「カガクノミカタ」番組制作委員。日本科学未来館“ おや? ” っこひろば総合監修者。 平成29 年 文部科学省 中央教育審議会委員( 数理探究)、平成30 年より現在 経済産業省 産業構造審議会イノベーション小委員会委員、若手ワーキング座長、特許庁知財創造教育調査委員、文化庁伝統工芸用具・原材料調査委員、日本医療研究開発機構プログラムオフィサー、令和2年岐阜市教育委員会 不登校特例校設立準備アドバイザー、2025大阪・関西万博日本館基本構想有識者委員会座長ほか。 平成29 年度文部科学大臣表彰・科学技術賞(理解増進部門)ほか受賞多数。
WILL FESTIVAL
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塩瀬隆之 氏
京都大学
准教授
新しい問い
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INNOVATIVE CITY FORUM 2021
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
塩瀬隆之 氏
京都大学総合博物館 准教授
学びの未来像 ~これからの社会に求められるクリエイティビティとは何か?~
人々は、自分の人生をより良く生きるために、そして社会をより良い方向に前進させるために、「学び」や「教育」を必要とします。「学び」、「教育」は民主主義とは切っても切れない関係にあり、ビジネスにおいても人材育成は常に最重要課題の1つです。
いわゆる教育機関による初等、中等、高等教育だけではなく、社会人になってからの「学び」の大切さも、人生100年時代にその重要性が認識されるようになってきました。
想定外の事態が起こり、環境が激変する中で、過去に正しいとされてきたことがそうではなくなる「正解」の無い時代に、私たちはこれまでとは異なることに挑戦し、新たな価値や可能性を創り出すことが求められています。しかし、従来の「学び」や「教育」では、創造性を育むことは難しく、新しい「学び」の必要性が叫ばれています。
このセッションでは、「本当に必要な創造性教育とは何か?」という問いを個人と社会、ビジネスの関係性から捉え、未来の新たな学びの形を展望します。