大久保明日奈氏
株式会社オウルズコンサルティンググループ
プリンシパル
金融機関、ITアドバイザリーファーム、デロイト トーマツ コンサルティングを経て現職。慶應義塾大学経済学部卒業。英国University College London都市開発経済学修士課程修了。 サステナビリティ戦略を中心とするプロジェクトを多数担当。マテリアリティ特定、「ビジネスと人権」、環境政策(脱炭素、サーキュラーエコノミー等)、非財務情報開示など、サステナビリティ分野における広範なテーマに対する知見を有する。 著書に『すべての企業人のためのビジネスと人権入門』(共著: 日経BP社)、 『エシカル白書2022-2023』(共著:山川出版社)がある他、サステナビリティ分野の寄稿や講演、インタビュー掲載実績多数。 経済産業省/中小企業庁主催「ビジネスと人権」セミナー(2021年)講師。 労働・人権分野の国際規格「SA8000」基礎監査人コース修了。 ISO30414(人的資本情報開示)リードコンサルタント/アセッサー。 一般社団法人エシカル協会理事。
第9回サステナブル・ブランド国際会議2025
- 国内講演者
- 民間企業
- その他職名
大久保明日奈 氏
株式会社オウルズコンサルティンググループ
プリンシパル
「真に実効性ある人権デューディリジェンス」を考える
欧州では企業に人権・環境デューディリジェンスを義務づける指令(CSDDD)が発効するなど、企業に人権尊重を求める潮流は年々加速しています。
国内でも人権デューディリジェンスに本腰を入れる企業が急増していますが、表面的な取り組みに留まることなく「いかに実効性を持たせ、本質的な人権尊重に繋げられるか」が重要な問いとなっています。
特に対応の難易度が高く、企業の悩みの種になりやすいのはサプライチェーン上の人権リスクへの対応です。
本セッションでは、サプライチェーン上の人権リスクの予防・是正に注力してきた日本企業や関連サービサーを招き、取り組み事例から得られる学びを踏まえながら、「真に実効性ある人権デューディリジェンス」の在り方を探ります。
