大宮エリー氏
作家 / 画家
東京大学薬学部卒業。映画、PV、舞台、ドラマの作演出、エッセイ、作詞、ラジオパーソナリティーと活動はジャンルレス。主な著書に「生きるコント」(文春文庫)。 2012年、体験型の個展「想いを伝えるということ展」を開催。同年、ベネッセ福武總一郎氏のモンブラン国際賞授賞式にて上野で行なったライブペインティング「お祝いの調べ:直島」をきっかけに、本格的に絵画制作をはじめる。2016年十和田市現代美術館にて画家として個展。2019年にはミラノ、パリ、香港で個展。2020年、森美術館ADギャラリーにて個展、六本木ミッドタウン伊勢丹サローネにて個展を行う。 新しい活動として、震災から構想9年、どんな時代も生き抜くためのクリエイティブマッスルを鍛える学校「エリー学園」を(https://elliegakuen.com/about)2020年よりオンラインで立ち上げ、2021年夏、こどものためのことばとアートの学校「こどもエリー学園」も新たに開校する。
INNOVATIVE CITY FORUM 2021
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大宮エリー 氏
作家 / 画家
観光の未来像 ~体験価値と消費の新たな関係~
AR・VRなど仮想現実が現実空間に重ね合わさることで空間の意味は変質しつつあります。感染症拡大の抑制のために制限された人流は、分散化することで新たな観光の形を生み出すのでしょうか。労働の対極としての余暇・娯楽であった観光の在り方は、産業構造の変容によりその定義は曖昧になり、さらにはコロナ禍がもたらしたリモーワークやワーケーションといった新たなライフスタイルのもとで変質してきました。本セッションでは、仮想とリアル、労働と余暇、密集から分散という避けがたいダイナミズムにより、これまで体験価値として消費されてきた観光のあり方がどう変わるのかを考えます。