安間匡明

PwCサステナビリティ合同会社 執行役員常務

政府系金融機関にて35年勤務。2017年に取締役を退任した後、民間証券会社で顧問として勤務するなど、約40年間にわたって金融業務に携わる。 2021年3月にPwCあらた有限責任監査法人(当時)に入社。サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスにおいて、日本企業におけるサステナビリティビジョンおよび戦略の策定、サステナビリティ・ビジネス・トランスフォーメーションの推進、サステナビリティリスク管理態勢の構築、途上国における社会課題解決型ビジネス支援およびサステナブル投融資支援に従事。2022年7月よりPwCサステナビリティ合同会社に転籍し、引き続きサステナビリティ関連の支援業務に携わる。 また、非営利団体の活動を通じて、金融庁/GSG国内諮問委員会が主催する「インパクト投資に関する勉強会」の企画・運営に参画している。環境省の「ESG金融ハイレベル・パネル」「ポジティヴインパクトファイナンス・タスクフォース」の委員や、複数の政府機関の外部有識者委員会の委員を務めている。

第9回サステナブル・ブランド国際会議2025

2025/03/18 〜 2025/03/19
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • 役員

安間匡明

PwCサステナビリティ合同会社 執行役員常務

サステナブル・ファイナンス ~投資におけるインパクト・マネジメントの拡がりと課題~

国内インパクトファイナンスの直近残高が飛躍的に増加し、インパクトファイナンスが投資から融資へと拡がっている。近年、PIFは大手のみならず、地域金融機関や信金の組成が増え、SLLも地域金融機関に拡がっているが、量的増加に伴い環境や社会に対する追加的インパクト、つまり質の向上こそが本質的インパクトファイナンスでありこの解決に向け、よりよいエンゲージメント実践していくことなど今後の課題を議論する。