京都大学 公共政策大学院・教授
1984年から33年間、日本銀行に勤務した後、2017年に京都大学に転職し、金融論やフィンテックを講じている。本業の教授職に加えて、民間金融機関等の社外役員、顧問を複数兼職しているほか、金融庁・金融審議会の委員を兼務し、フィンテック分野を含めた金融制度の見直し作業に参画している。
※ プロフィールの引用元は「第8回 金融イノベーションフォーラム」になります。
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フィンテックは日本の金融を変えたか
フィンテックという言葉が新聞や雑誌で取り上げられ、社会的ブームとなってから、十年が経過しました。この十年の間に、キャッシュレス化などの進展はあったものの、レガシーシステムを基盤とする日本の金融はあまり変化していないように見えます。しかし、新しい情報技術の普及による地殻変動は、これからの金融業界を変えていくことでしょう。本講演では、金融と情報技術を巡る現状を踏まえて、金融の将来を展望します。