松尾真一郎

ジョージタウン大学 研究教授

暗号と情報セキュリティを専門とし、ジョージタウン大学のCyber SMART研究センターのディレクターとNTTリサーチにおけるブロックチェーン研究グループのヘッドを務める。Blockchain Goverance Initiative Network(BGIN)の暫定共同チェア、ブロックチェーン国際研究ネットワークであるBSafe.networkの共同設立者。ISOのTC307(ブロックチェーンと電子分散台帳技術に係る専門委員会)のセキュリティに関するテクニカルレポートのプロジェクトリーダー。OECDのブロックチェーン関連の政策提言をする専門家グループBEPABのメンバーや、IEEE ICBC 2022プログラム委員長、その他ブロックチェーン分野国際会議のプログラム委員、委員長を務める。内閣官房Trusted Web推進協議会構成員。

Interop Tokyo カンファレンス 2022

2022/06/15 〜 2022/06/17
  • 国内講演者
  • 教育・研究機関
  • ディスカッション
  • 教授

松尾真一郎

ジョージタウン大学 研究教授

バズらないメタバースのお話

昨年秋、FacebookがMetaと社名を改め、「今後10年、年間1兆円程度をメタバースに投資し続ける」と発表し、メタバースという言葉が一躍注目を集めています。 我々は、技術に関するバズワードが虚像として過度な期待を交えつつ注目され、それが実情と限界が明らかになるにつれ、失望とともに冬の時代を迎え忘れ去られていく様を、何度も見てきました。その一方で、ブームをきっかけとして新たな世代がコミュニティに加わり、次のブームの礎となることも確かです。 本セッションでは、バーチャルリアリティ・身体情報学、ブロックチェーン・情報セキュリティ技術、エンターテイメント・金融領域、メタバースプラットフォームの有識者が、健全で持続的なメタバースの発展のために必要なことを議論します。

FIN/SUM2023 (フィンサム2023) フィンテック、「シン個人」の時代

2023/03/28 〜 2023/03/31
  • 国内講演者
  • 教育・研究機関
  • ディスカッション
  • 教授

松尾真一郎

ジョージタウン大学 Department of Computer Science 研究教授

産官学連携が紡ぐWeb3.0の未来

複雑に発展を続ける暗号資産市場において、リスクへの対応とイノベーションのバランスを取ることは極めて難しくなっており、多様なステークホルダーの協働が不可欠となっている。各国の当局者やビジネス、中立的なアカデミアの立場から、①Web3.0やデジタル資産への期待とリスク、②エコシステムの持続的な発展に向けたNext step等について、具体的な取組の紹介も交えながら議論を行う。