柳生好彦

小豆島ヘルシーランド株式会社 共同創業者・相談役

小豆島ヘルシーランド株式会社 共同創業者・相談役 インターナショナルヘルシーランド株式会社 代表取締役社長 1993年から13年半に渡り土庄町会議員を務める 2013年 多摩大学大学院 経営情報学研究科修士課程修了 2018年 神社本庁より権正階を授かる ・幼少より売店を手伝い情報収集と商売の大切さを学ぶ ・青年期には青年会議所活動に邁進。松下幸之助の右腕であった島出身の大先輩髙橋荒太郎翁に活動を通じて出会う。「心と体の健康を追求し小豆島の発展に寄与しなさい」と励まされ,その教えを社是に『小豆島ヘルシーランド株式会社』を創業 ・望月照彦教授著『商業ルネサンスの時代』を読み衝撃を受け、教授を東京に訪ねる。以来、望月先生が私の事業構想のメンターとなる ・1989年、昭和天皇お手撒きのオリーヴの苗木を親とする貴重な苗木を、ヨハネ=パウロⅡ世に特別謁見にて謹呈する栄誉をきっかけに「オリーヴを極める」ことが天命と自覚。オリーヴを丸ごと活用し、人々の健康や美しく生きることを支えるグローバル+ローカル型未来事業を創造すべく、令和4年10月19日にインターナショナルヘルシーランド株式会社を設立。

未来まちづくりフォーラム

2024/02/21 〜 2024/02/22
  • 国内講演者
  • 民間企業
  • ディスカッション
  • その他職名

柳生好彦

小豆島ヘルシーランド株式会社 共同創業者・相談役

社会課題の解決に向けた地域デザインの展開

我が国では多様な指標において国際ランキングが低下しており、この状況からの脱却を指向する主体は多くない。これは、地域創成においても同様であり、未だに地方創生(まち、ひと、しごと)を主張しており、国家のグローバルランキング改善のための方策はなされていない。 現在、世界は自由主義陣営、強権的陣営、グローバルサウス陣営という3つのグループが競争を展開しているが、大事なのは、地域も含めた国家政策や階層構造に影響を受けているということである。現時点では、経済的戦略層、文化的活動層、歴史的思想層の3層からの対応が必要でるが、この中で大事なのは、多くのグローバル指標において、ランクダウンが続いているのは、最下層の宗教的影響ふるさと力である。これは、個人よりも、家庭、そしてふるさとの重視である。 家庭の捉え方は、諸行動の背景にある日本的神が欧米的神に対してグローバル競争におけるアドバンテージを獲得できてない。その意味では、日本的な指標からグローバルな指標へのコンテクスト連関が不可欠である。つまり、我が国がグローバル競争においてハンディキャップからの脱却を図ることが期待されていることを認識すべきなのである。