江間有沙氏
東京大学国際高等研究所東京カレッジ
准教授
東京大学国際高等研究所東京カレッジ准教授、国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。専門は科学技術社会論(STS)。人工知能やロボットを含む情報技術と社会の関係について研究。政府のAI戦略会議構成員、人間中心のAI社会原則会議メンバー、経済協力開発機構(OECD)の Expert Groupなど、政府機関などのAI関連会議へ参画している。元国連のAIに関する諮問委員会メンバー。
AIリーダーズ会議 2025 Spring
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江間有沙 氏
東京大学国際高等研究所東京カレッジ
准教授
人とAIはどこまで協働できるのか
生成AIをめぐる開発競争がグローバルで激化するなか、AIと人や社会との関係性への関心が改めて高まっている。AIと社会の在り方に詳しく、世界の39人で構成された国連のAIに関する諮問機関メンバーも務めた江間有沙氏の目には、AIのリスクと可能性はどう映っているのだろうか──。「可能性」として期待がかかる分野の一つが、日本が得意とするロボットの分野だろう。メカトロニクスとAIの融合において日本で先陣を切る安川電機で、小川昌寛氏は人が行っている曖昧な判断ができるロボット開発に積極的だ。“自律”したロボットは生産現場、あるいは社会をどう変えていくのか。それぞれの専門家である二人の視点から迫っていきたい。
