浅川智恵子氏
日本科学未来館館長、IBMフェロー
1958年、大阪府生まれ。中学2年生の時に失明。日本IBM入社後、日本語デジタル点字システムや史上初の実用的な音声WEBブラウザなどを開発した。2019年、全米発明家殿堂入り。20年、視覚障害者のためのナビゲーションロボット、AIスーツケースを発表。21年、日本科学未来館2代目館長に就任。
朝日地球会議2022
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浅川智恵子 氏
日本科学未来館館長、IBMフェロー
AIが広げる社会参加~ワクワクの技術で「誰一人取り残さない」
浅川智恵子さんは子どものころのけがで失明したが、「目が見えなくても自分ができることをしたい」と研究・発明の道を切りひらいてきた。世界初の実用的な音声ブラウザーなど、夢から可能性を導き実用化してきた技術は、障害者のためだけではなく世界で幅広く活用されている。現在はAIとセンサーなどで視覚障害者の道案内をする「AIスーツケース」の開発に取り組む。最先端の技術は障害者や高齢者を助けるだけでなく、好奇心を刺激して私たちを新たな地平へ連れて行く。浅川さんはいまどんな夢を見てどんな未来に向かおうとしているのか。ゲストともに耳を傾け、語り合う。