與那覇潤氏
評論家
1979年生まれ。2007年に東京大学大学院総合文化研究科博士課程を修了後、地方公立大学准教授として歴史学(日本近現代史)の教鞭をとる。2017年に病気離職。言論活動再開後の2020年、斎藤環氏との共著「心を病んだらいけないの?」で小林秀雄賞受賞。「中国化する日本」「平成史」「過剰可視化社会」など著書多数。
朝日地球会議2022
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與那覇潤 氏
評論家
「世界の知が読み解くコロナ後の時代」【第1部】
2020年前半から世界を席巻したコロナ禍は、現代社会に大きな影響を与えた。ロックダウンなど、国民の自由を強力に制約する措置は、各国で民主主義との間に軋轢を生み、世界規模での移動制限は、グローバリゼーションに急ブレーキをかけた。そして、2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻するという衝撃的な事件が起き、世界は混沌とした状況にある。第1部では、マルクス・ガブリエル、エマニュエル・トッド両氏へのインタビューを受けて、民主主義はどうなるのか、国際社会の構造は変わっていくのか、そしてコロナ後の時代とはどんな時代になるのかなどについて、市原麻衣子さん、與那覇潤さんらが掘り下げる。