萩原健太氏
一般社団法人 ソフトウェア協会
理事
法政大学大学院公共政策学修士。セキュリティ企業にてマーケティングやCSIRTの構築や運用、渉外活動を行い、日本のサイバーセキュリティ発展のための活動を行う。(一社)ソフトウェア協会理事、Software ISACの共同代表、(一社)日本シーサート協議会の運営委員長などを務める。2021年10月に発生したつるぎ町立半田病院のランサムウェア感染事案では、有識者会議の調査委員を務め、報告書作成に携わる。
Ignite 22 Japan
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- 他所属
- 基調講演
- 理事
萩原健太 氏
一般社団法人 ソフトウェア協会
理事
有識者会議メンバーが語る 「つるぎ町立半田病院のランサムウェア感染は防ぐことができなかったのか?」
2021年末から年始にかけての約2ヶ月間、ランサムウェア感染によって医療業務に大きな影響を及ぼしたインシデントは、社会に大きなインパクトを与えました。ユーザー組織やベンダーにとってもこれまでのセキュリティのあり方を考え直すきっかけとなる報告書が、2022年6月に同病院から公開されました。本セッションでは、有識者会議の調査委員で現地での調査から報告書の執筆にも携わられたソフトウェア協会理事の萩原健太氏を招き、インシデントの全体像に加えて、明らかになった多くの組織が抱えるであろう課題、そしてこれからのセキュリティに必要な対策などをお話しいただきます。
プロティアンフォーラム 2022
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- 民間企業
- 管理職
萩原健太 氏
株式会社ネオマーケティング 人事統括責任者 兼 IR担当
変化に強いチームを導くリーダーを育てる! ~チームトランスフォーメーション・ワークショップの実証事例~
チームの変化適応力を高める「チームトランスフォーメーション・ワークショップ」の成果を、人事統括の萩原 健太氏と共にお伝えします。プロティアン理論の実践の場として、彼らのチームにどんな変化が起きたか、是非ご覧ください!
Security Management Conference 2023 Winter
- 国内講演者
- 他所属
- 管理職
萩原健太 氏
一般社団法人日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会
運営委員長
インシデントはなぜ起き続けるのか?ーインシデントを学ぶ組織とはー
ランサムウェアをはじめとサイバー攻撃の発生を聞かない日は無いといっても過言ではないほどインシデントが発生している。インシデントが発生し続けているのはサイバー攻撃の増加や巧妙化が原因なのであろうか。近年発生しているインシデントを例に出しながら必要な対策やインシデント耐性を高めることができる組織について説明する。
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 他所属
- ディスカッション
- 役員
萩原健太 氏
(地独)大阪府立病院機構
大阪急性期・総合医療センター セキュリティアドバイザー /
(一社)ソフトウェア協会 理事 / Software ISAC 共同代表
医療機関におけるランサムウェア被害の実態と対策
地方の中核病院である つるぎ町立半田病院で発生したランサムウェア事案では、災害拠点病院としてのBCPは策定されていたものの、情報システムも含めたマネジメントシステムは存在しませんでした。そのため、「情報システムを取り巻く環境の変化」や「それにともなう新たな事業継続リスク」に関する情報を、組織として入手し改善検討する仕組みが欠如していました。また、当院による報告書では、「システム担当者がたった一人の組織では、マネジメントシステムが存在していたとしてもそれを適切に運用することは難しいだろう」と指摘しています。
本件から1年後、7倍以上の病床を有する大阪急性期・総合医療センターで、ランサムウェアによるサイバー攻撃が発生し、復旧までに同じく約2か月を要しました。
本セッションでは これら2つの事案に関わった関係者と共に、報告書を読み解き、こうした災害級のインシデントに備えるために、医療機関と医療を支えるステークホルダが為すべき対策について考察します。
<要旨>
●やっときゃよかった後悔話。 やっててよかった良い話。
●委託業者とのシステム連携など気をつけるべきポイント
●コストとリソースが少なくてもできるセキュリティ対策
●医療業界の特徴から学ぶ課題 ~提供する側への提言~