黒田忠広氏
東京大学大学院
工学系研究科 教授 博士(工学)
システムデザイン研究センター(d.lab)長
電気系工学専攻
1982年から18年間、東芝で半導体集積回路を研究開発。2000年から20年間、慶應義塾大学とカリフォルニア大学バークレイ校で教壇に立った。現在は、システムデザイン研究センターd.labセンター長、先端システム技術研究組合RaaS理事長、国際会議VLSIシンポジウム委員長を務める。IEEEと電子情報通信学会のフェロー、慶應義塾大学名誉教授。
第32回 Japan IT Week 春
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黒田忠広 氏
東京大学大学院
工学系研究科 教授 博士(工学)
システムデザイン研究センター(d.lab)長
電気系工学専攻
半導体民主主義
エネルギー危機の解決なくしてデータ駆動型社会の持続可能な発展はない。そのために、生産効率の高い汎用チップからエネルギー効率の高い専用チップに時代が移る。汎用チップはデバイス製造の競争であったが、専用チップは設計の競争になる。より多くの人が専用チップを開発できること、すなわち半導体の民主化で世界を変える技術が生まれる。専用チップを従来の1/10の期間と費用で実現するAgile開発プラットフォームを創り、半導体の民主化を推し進め、世界の頭脳を惹きつけることが重要である。
ビザスク Innovation Day 2024
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黒田忠広 氏
東京大学 大学院工学系研究科 教授
システムデザイン研究センター d.lab センター長
先端システム技術研究組合 RaaS理事長
次世代半導体 AI時代の戦略物資を読み解く ~日本の挑戦は世界に何をもたらすのか~
生成AIや量子コンピューティング等、テクノロジーの加速度的な進化に伴い、物理空間と仮想空間が高度に融合するデータ駆動型社会の到来が予想されています。
そのような中、社会を支える「インフラ」として世界中から注目を集めているのが、半導体です。
有望な成長産業・投資先としては勿論、単なる電子部品に留まらない、経済安全保障上の「戦略物資」としての側面も色濃くなっています。
先進技術や国際情勢の目まぐるしい変化の中で、ますます複雑さを増す半導体産業の現状と展望をどのように読み解けばよいのか?
「ラピダス」を始めとした挑戦がもたらす未来、日本が取るべき戦略とは?
JSR株式会社 前名誉会長の小柴 満信氏と、東京大学 大学院工学系研究科 教授の黒田忠広氏、異なる立場から長年半導体産業に貢献されてきたお二方のご講演・対談により、深めてまいります。