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各国の環境規制や産業政策が目まぐるしく変化する中、電池・自動車関連企業はこれまでになく難しい舵取りを迫られています。米欧における EV 市場の成長鈍化とハイブリッド(HEV)の再評価、米国インフレ抑制法(IRA)発効と廃案によるサプライチェーン再編、中国企業による圧倒的なシェア拡大――。こうした外部環境の激変に対し、多くの日本企業は目の前の対応に追われ、本来描くべき中長期の成長ストーリーを見失いつつあるのではないでしょうか。
「新規事業のアイデアは出るが、事業化につながらない」「優秀な人材ほど現業に忙殺され、新規事業に十分なリソースを割けない」 「撤退基準が曖昧なまま、サンクコストだけが積み上がっていく」 多くの大企業が、このような ”新規事業創出のキャズム” に直面しています。うまくいかないのは人材の問題なのか、資金の不足なのか、会社の文化によるものなのか…「犯人探し」をする前に、まず、事務局・経営側が「何のために新規事業をやるのか」「どこまでを目指すのか」という目的と基準を適切に設計することで、成功の可能性は高まります。