歴史観・大局観に基づく未来構想力
世界は250年ぶりの歴史の大転換期にあります。英仏米から始まり欧州、日本、アジア、アフリカへと広がってきた近代物質文明は、地球温暖化・パンデミック・紛争・貧困など大きな壁にぶち当たっています。こうした事態を受け、SDGs、Well-beingなどの新たなコンセプトも国連、OECD等から提示されていますが、社会の根本価値・哲学のレベルから抜本的に見直し近代を卒業し新たなエポックを創建するための未来構想力を磨きます。
東大法学部卒後、通商産業省入省、エネルギー、アジア太平洋、地域活性化、IT政策などに従事。通産省脱藩後、慶應義塾大学環境情報学部准教授を経て、参議院議員12年、文部科学副大臣(2期)・文部科学大臣補佐官(4期)。教育、科学技術、スポーツ、文化、医療、情報分野で政策立案と多彩なプロジェクト立ち上げに従事。1995年から25年間主宰し続けている「すずかんゼミ」は、「現代の松下村塾」と呼ばれ、IT、ライフサイエンス、エネルギー、ソーシャルはじめ多分野で、日本を代表する起業家を続々輩出中。
残すに値する未来の社会システムと価値創造
不連続性の高い世界ではどのような考え方が大切になるのか。 歴史的なパンデミックは何を意味して、何を人類に突きつけているのか。 地球温暖化は一体どのような課題であり、どのように対応を考えるべきなのか。 この局面における経済再生においてデジタル化が本当の答えなのか。 これら、広範だが現代の意思決定に重要と考えられる問に対し、産官学に携わるストラテジストとして視点を共有し、みなさんと考える場としたいです。
マッキンゼーを経て、2008年からヤフー。前職ではマーケティング研究グループのアジア太平洋地域中心メンバーの一人として幅広い商品・事業開発、ブランド再生に関わる。2012年よりCSO(現兼務)。途中データ及び研究開発部門も統括。2016年より慶應義塾SFCで教え、2018年秋より現職。内閣府デジタル防災未来構想チーム座長、CSTI世界と伍する研究大学専門調査会 専門委員、教育未来創造会議 構成員ほか公職多数。データサイエンティスト協会理事・スキル定義委員長。一般社団法人 残すに値する未来 代表。イェール大学脳神経科学PhD。著書に『イシューからはじめよ』(英治出版)、『シン・ニホン』(NewsPicks)ほか。
デジタル×ヘルスケアが創造する「3秒先のwell-being」
人間の活動は、個人の「脳と身体の状態」によって規定され、医療・健康・生活・金融・交通・物流・気象等のデータとして表出され始めました。この多次元で構成されるデータが創出するデジタルの世界で、ミクロからマクロまで自身の「思考」を往来させます。個別最適化を図りながらの全体最適化を考え続けることで俯瞰する能力を養い、次世代のヘルスケアシステムが何かを論じ、sustainableなエコシステムを創造する力を身につけることを目指します。
1974年米国パロアルト生まれ。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。東京大学医療経営人材育成講座修了(首席)。ハーバードビジネススクールMHDにScholarshipとして招聘され修了。全国の医療情報を統合可能とする世界初のClinical Data Management Networkを設計、稼働。2017年度より慶應義塾大学准教授、2022年度より現職。病態変化予測に基づく自動診断・治療支援技術等のR&Dに従事。デジタル庁デジタルヘルス統括。
2040年の経営戦略を考える
経営戦略はどのように変わるのか。アルゴリズム、ロボティクス、仮想空間、多種多様な新技術がさらなる進化を遂げる中、未来の経営戦略はどのように変わるのだろうか。講義前半では、経営戦略の黎明期から変わらぬ基本的作用を概観したのち、未来の経営戦略の可能性を示すいくつかの事例を紹介し、いくつかの将来シナリオを解説します。講義後半では、参加者間の一定の意見交換ののち、講師を交え、未来の経営の在り方を議論します。
慶應義塾大学環境情報学部卒業。博士(経営学・オックスフォード大学)。小売・ITの領域における3社の起業を経験後、マッキンゼー・アンド・カンパニーの東京およびフランクフルト支社に勤務。北欧、西欧、中東、アジアの9カ国において新規事業、経営戦略策定にかかわる。同社退職後、オックスフォード大学サイードビジネススクール、立命館大学経営学部を経て、2016年より現職。上場企業を含む数社の社外役員・顧問を兼務。専門は、経営戦略、国際経営、および、制度と組織の関係。主な著作に『STARTUP』(NewsPicksパブリッシング)、『経営戦略原論』(東洋経済新報社)、『領域を超える経営学』(ダイヤモンド社)など。
創造社会に向けた「自然な深い創造」力を養うための方法
本当に価値のある成果を生み出していくためには、発想のテクニックを取り入れるというようなことではなく、各人が持つ深い創造の力を豊かに養うことが重要です。そこで、「自然な深い創造」(natural deep creation)とはどういうことかと、実践の言語である「パターン・ランゲージ」について紹介します。さらに、これからの「創造社会」はどういう時代であり、どういう未来になるのかについて考えていきます。
慶應義塾大学環境情報学部卒業、同大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。専門は、日常の実践学、創造の哲学、未来社会学。株式会社クリエイティブシフト代表、The Hillside Group 理事、一般社団法人みつかる+わかる理事を兼任。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院 Center for Collective Intelligence 客員研究員、オレゴン大学カレッジ・オブ・デザイン Portland Urban Architecture Research Laboratory(PUARL)客員研究員も歴任。著書に、『パターン・ランゲージ』『クリエイティブ・ラーニング』『社会システム理論』『プレゼンテーション・ パターン』(慶應義塾大学出版会)、『プロジェクト・デザイン・パターン』『おもてなしデザイン・パターン』(翔泳社)、『ジェネレーター』(学時出版)、『複雑系入門』(NTT出版)、『対話のことば』『園づくりのことば』『旅のことば』『ともに生きることば』(丸善出版)、『コロナの時代の暮らしのヒント』(晶文社)など。
2040年の循環型ものづくりを考える
改正バーゼル法によって、汚れた資源の海外輸出が禁止となりました。またこれからの日本では、焼却施設の老朽化と停止も続きます。2050年までに地球上の資源の大半が枯渇するという未来予測もあることから、必然的にものづくりが「循環型」へ向かわなければいけないことは、もはや自明です。さてしかし「循環」は、多数のプレイヤーが連なりエコシステム化することでようやく実現するコンセプトであり、1社だけで成し遂げることは不可能です。今回は、多くの関係者とのネットワークによる「共創」で循環を実現していくための新しい戦略について講義します。
専門分野は、デジタルファブリケーション、3D/4Dプリンティング、環境メタマテリアル。モットーは「技術と社会の両面から研究すること」。京都大学総合人間学部、同人間環境学研究科にて高次元幾何学を基にした建築CADを研究し、建築事務所の現場にも参加した後、東京大学工学系研究科博士課程にて、画像による広域の3Dスキャンシステムを研究開発。最終的には社会基盤工学の分野にて博士(工学)を取得。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、世界初のリサイクル3Dプリントによる表彰台制作の設計統括を務めた。
未来構想キャンプ for 2040
「未来は予想・予測するだけでなく、自ら作り出すことが重要である」という哲学のもと、全6回の講義を踏まえ、受講者の皆さん自身で2040年の未来を構想することにチャレンジしていただきます。自身が思い描く2040年の未来を講師陣や他の受講者へ発表・共有し、それらを磨きあげるためにワークショップ形式で踏み込んだ議論を重ねます。受講者間の横のネットワークを強化しつつ、未来創造を自分ごととして捉える契機となるでしょう。クリエイティビティやワークショップ運営のエキスパートを特別ゲストとして招き、様々なツールを用いながら密度の濃いコラボレーションの場を提供します。本講座の最大の特徴でもある未来構想キャンプを通じ、様々な社会イノベーションの種を皆で生み出していきましょう。
慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科博士課程、千葉商科大学政策情報学部助教授等を経て2005年より慶應義塾大学准教授。博士(政策・メディア)。 専門はソーシャルマーケティング、パブリックマネジメント、評価システム設計など。 全国各地で、自治体や企業とともに、生活価値や社会課題、豊かさ、幸福感などの「みえる化」や「共有化」を行い、その価値のマネジメントの仕組みづくりをすることや、未来を共創することを促す社会システム構築やプロダクト開発を支援しています。 地域活性化伝道師(内閣府)、JICA業績評価アドバイザー、地域力創造アドバイザー(総務省)などを兼務。
未来構想キャンプ for 2040
「未来は予想・予測するだけでなく、自ら作り出すことが重要である」という哲学のもと、全6回の講義を踏まえ、受講者の皆さん自身で2040年の未来を構想することにチャレンジしていただきます。自身が思い描く2040年の未来を講師陣や他の受講者へ発表・共有し、それらを磨きあげるためにワークショップ形式で踏み込んだ議論を重ねます。受講者間の横のネットワークを強化しつつ、未来創造を自分ごととして捉える契機となるでしょう。クリエイティビティやワークショップ運営のエキスパートを特別ゲストとして招き、様々なツールを用いながら密度の濃いコラボレーションの場を提供します。本講座の最大の特徴でもある未来構想キャンプを通じ、様々な社会イノベーションの種を皆で生み出していきましょう。
慶應義塾大学総合政策学部卒業。ローランド・ベルガーにて戦略コンサルティング業務に従事した後、マギル大学経営学博士課程。ハーバード大学Berkman Center for Internet & Societyリサーチ・インターン、早稲田大学ビジネススクール准教授等を歴任。2021年より現職。専門は経営情報学および経営組織論。特に技術と社会の変化が経営・組織に与える影響に注目し、未来の組織・働き方、ハイブリッドワーク、オンライン上のコラボレーションやイノベーション、デジタル組織文化、多様性を生かした組織づくり、データ・アナリティクスの事業や組織への活用、などを研究。
未来構想キャンプ for 2040
「未来は予想・予測するだけでなく、自ら作り出すことが重要である」という哲学のもと、全6回の講義を踏まえ、受講者の皆さん自身で2040年の未来を構想することにチャレンジしていただきます。自身が思い描く2040年の未来を講師陣や他の受講者へ発表・共有し、それらを磨きあげるためにワークショップ形式で踏み込んだ議論を重ねます。受講者間の横のネットワークを強化しつつ、未来創造を自分ごととして捉える契機となるでしょう。クリエイティビティやワークショップ運営のエキスパートを特別ゲストとして招き、様々なツールを用いながら密度の濃いコラボレーションの場を提供します。本講座の最大の特徴でもある未来構想キャンプを通じ、様々な社会イノベーションの種を皆で生み出していきましょう。
UNIVERSITY of CREATIVITYにおいてCREATIVITY FUTURE FORUM全体統括。「創造性全史」「企業変態」「フィジカル × サイバーの新しい次元の感動体験モデル」を研究中。慶應義塾大学SFC(総合政策学部)非常勤講師。慶應義塾大学SFC研究所社会イノベーション・ラボと協働で、日本全国をフィールドワークしながら「創造性を引き出す」教育プログラムや「問いづくり」プログラムを実践中。コラボレーション・集合創造知のモデルを研究。福岡県出身、神奈川県逗子市在住。