大松孝弘氏
株式会社デコム 代表取締役社長 アドホックカウンシルメンバー
「世界中の人々の声なき声をカタチにする」というPURPOSEを掲げて事業展開している、デコムを創業してもうすぐ18期目になります。現在約20名の社員と日々「気持ちいい未来をデザインする」というVISIONを実現すべく悪戦苦闘しています。 著書に、Amazonのベストセラー「欲しいの本質~人を動かす隠れた心理『インサイト』の見つけ方」、日本初(2006年)のインサイトリサーチに関する書籍「図解やさしくわかるインサイトマーケティング」などがあります。
Ne Plus U 2021 (ネプラス・ユー 2021)
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 社長
大松孝弘 氏
株式会社デコム 代表取締役社長 アドホックカウンシルメンバー
ソーシャルリスニングによる消費者インサイト発見の最前線
このセッションでは、"苦労の多いわりには得るものが少ない"と思われがちな「仮説の探索によるアイデア開発」をテーマとします。
まず、仮説を立てる上で必要な消費者/ユーザー理解の手段には、2つのアプローチがあります。
こちらから「質問するAsking(アスキング)」と、「耳を傾けるListening(リスニング)」です。
アスキングはインタビューやアンケートなどの方法で「構造化されたデータ」が収集できますが、こちらが「聞いたこと」以外のことはわかりません。
リスニングの手法のひとつに、SNSの投稿を分析するソーシャルリスニングがあります。
SNSの投稿データは「非構造データ」で扱いが難しいのですが、「想定しない発見」も得られます。
さらに、ソーシャルリスニングの活用目的は、「仮説の検証」と「仮説の探索」に分けられます。
仮説の検証では、自社/競合商品の評価把握やプロモーション/PRの効果検証など「結果の把握」が可能です。
一方、仮説の探索からは、新たに提供すべき価値や商品/プロモーション施策のアイデアを導き出す「アイデア開発」が可能となります。
「仮説の検証による結果の把握」より「仮説の探索によるアイデア開発」の方が難易度は高いですが、成果に対するインパクトは大きくなります。
トップマーケターが膨大なSNSの投稿データから、どのように意味のある発見を導き出しているのか、成功事例を交えてその最前線に迫ります。
Marketing Agenda 2021 続・人間理解
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 社長
大松孝弘 氏
株式会社デコム
代表取締役社長
アドホックカウンシルメンバー
消費者インタビューで感想戦!本当の「インサイト」はどこにあるのか?
「インサイト」とは一体なんでしょうか。消費者自身が無意識のうちに抱いている本音、つまり潜在ニーズに近い意味を持つこの言葉。それはどんな一面から見つけることができるのでしょうか。必要な情報は、データ、SNS、それともレビューサイト・・・?
このセッションでは、平均値でも架空でもない、生身の人間を観察しながら、何を感じ取るのか。実際にやっていただきたいと思います。
あるお宅での訪問動画を実際に撮影。その後インタビュー動画を会場で流します。皆さんには動画の中からインサイトを見つけ出し、さらに売れるコンセプトを皆さんで考えていただきます。最後に、その内容を各テーブルごとに発表していただきます。
そして、皆さんのアイデアを「プロの視点」として「人間理解」の第一人者である、デコムの大松 孝弘氏、吉野家 常務取締役 伊東 正明氏に解説いただきます。