北村重幸氏
日産自動車株式会社
人事本部 ゼネラルマネジャー グローバルHRビジネスパートナー
グローバル企業での営業担当から1999年より人事領域へ。 コンサルティングファーム、コングロマリット、製薬会社などのグローバル企業のアジアパシフィック領域にて組織開発、人財採用、人財育成、タレントマネジメント、報酬制度企画、M&Aによる合併人事、HR BPなどチームをリード。 現職ではグローバル本社のHR BP部のゼネラルマネージャーとして個性を発揮でき、包容力をもちつつ、ビジネスゴールを達成できる組織・文化づくりに挑戦している。
HRD Next 2023 - 人的資本経営のその先へ -
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
北村重幸 氏
日産自動車株式会社
人事本部 ゼネラルマネジャー グローバルHRビジネスパートナー
変化とリーダーシップ – “Nissan Ambition 2030”を支える組織人事のアプローチとこれから求められるマインドセット –
今、「人的資本経営」が注目を集めています。経済産業省の定義によると、人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方、ということです。企業における構造改革や価値創造の起点として、非財務資本である「人材」に着目した企業における投資や取組みを強化していこうという考え方です。
本セッションでは、人的資本経営が大切だ、とした時に何をもってヒトへの投資とするのか?を考えていきます。人的資本経営の中で議論されている枠組みを整理しながら、特に構造改革や価値創造の起点となる、組織と個の関係性や人材の成長について、取り扱っていきます。“企業変革における人材育成はどうあるべきか?”や“ヒトが成長するとはそもそもどのようなことなのか?”、“これからの時代に求められるマインドセットとは?”、という各種の論点について、2名のゲストスピーカーにお話を伺います。
当日は、日産自動車株式会社人事本部のゼネラルマネージャーである北村重幸様と慶應義塾大学SFC研究所上席所員であり、自らも企業変革や多くの経営リーダー育成に関わってこられた、小杉俊哉様をお招きしています。“人材を資本”と捉える経営における、人材育成と組織開発の要諦を日産自動車の事業構造改革計画「Nissan NEXT」、長期ビジョンである「Nissan Ambition 2030」にも触れながら、深堀していきます。