(株)ミクシィ 執行役員 CTO
(講演者のプロフィールは、各イベントサイトからご確認ください)
※ プロフィールの引用元は「Interop Tokyo カンファレンス 2023」になります。
※ 登壇者情報には同姓同名も含まれている場合があります。
※ 詳細は以下の一覧をご確認ください。
光伝送で改めて知りたいことのまとめ
本セッションは、光伝送の実際の日々の運用経験の中でわからなかったことについて、専門家に問い聞いていきます。 いまや光ファイバの芯線の貸し出しや波長サービスを活用することで、短い納期で広い帯域を手に入れることができるようになってきました。光ファイバサービスでは使う波長を柔軟に増やすことで拡張性が手に入り、また、波長サービスでは短納期と手軽さが実現されつつあります。 ところでこうした光伝送において、波長が増えた際や増幅した際に、運用上で注意することも増えるのでしょうか? 単純には増幅の結果、光の力が強まることで、その光が「より見てはいけないもの」になるのであろうと想像できます。 では、レーザの安全クラスに該当するような管理の基準にも影響するのでしょうか? 増幅された後の光の強さに比例して、なんらかの制限を受けるのでしょうか? このような安全な運用のために必要なトピックに触れながら、伝送にまつわる基礎を再確認しつつ、以下の内容にも触れていきます。 <要旨> ●DCI光伝送の再確認 ●光伝送を運用する上で安全観点で気をつけるべきこと
ライブ映像プロダクションのIP化 ~SMPTE2110と超高精度メディア同期~
本セッションでは、ライブ映像プロダクションのIP化について、IP映像伝送の最新規格『SMPTE2110』を中心に紹介します。 高精度の時刻同期、位相同期、周波数同期は、エンターテイメントのほかさまざまなインフラにおいて重要な機能として存在しています。今回紹介する映像技術はもとより、金融(高速高頻度取引)、電力管理のネットワーク、産業用ネットワーク、さらには今後の「Beyond 5G」下での広帯域モバイル通信環境など、活用の契機は将来にわたって無限大です。そのためのネットワークの構築において鍵となるのは、リアルタイム性、つまり低遅延性の確保と、同期です。 とくにSMPTE2110の難しさの1つに、その同期の扱いがあります。同期のためにはPTPを活用する必要があり、PTPの運用――サブマイクロ秒オーダーの時刻同期の実現――には、とある勘所があります。 日本でも徐々に活用が始まってきているSMPTE2110について、こうした概要を紹介するとともに、実際の運用環境では不可欠な「冗長化の構成法」や「マルチキャストの活用法」についても説明します。さらにはトラブル事例も共有することで、聴講者のみなさんが今後構築をめざす際の実践的なノウハウを提供します。