松森果林氏
聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐユニバーサルデザインアドバイザー/日本財団電話リレーサービス 理事
小学4年から高校時代にかけて聴力を失った中途失聴者。筑波技術短期大学在学中、東京ディズニーランドのバリアフリー研究を行い、株式会社オリエンタルランド勤務等を経て独立。聞こえる世界と聞こえない世界両方を知る立場から「社会の課題を楽しく解決したい」と講演活動をする傍ら、主に羽田空港・成田空港のUDや研修講師などに関わる。2017年ドイツ発祥、静寂の世界で言葉の壁を超えて対話を楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」を企画監修し日本初開催を実現、現在も「ダイアログ・ダイバーシティミュージアム対話の森」に従事。テレビCMの字幕を実現させる活動には29年注力。代表作に『音のない世界と音のある世界をつなぐ―ユニバーサルデザインで世界を変えたい!』(岩波書店)。
WORK and FES 2022
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松森果林 氏
聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐユニバーサルデザインアドバイザー/日本財団電話リレーサービス 理事
“やさしさ”じゃなくて“当たり前”に。アクセシブルな企業・社会をつくるためのルールメイキング
「D&I」という言葉に注目が集まる一方、障害者の労働参加は進んでいないのが現状です。今求められているのは、障害者への個別的な配慮ではなく、多様な人々を当たり前に包含できる仕組みとルールをつくることではないでしょうか。「障害の社会モデル」や「無意識の偏見」など、この現状を変えるために必要な考え方を交えながら、企業や社会をアクセシブルな労働の場にするための条件について議論します。本セッションでは手話通訳も行います。