東海大学 観光学部 准教授 / 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任准教授
観光学科准教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任准教授(非常勤)。 インターネットを基盤とした自動車の情報化を提案し、プローブ情報システムの実証実験、インターネットITS分野の立ち上げや、プローブ情報システムの国際標準規格の策定をおこなう。2012年からシンガポール国立大学(NUS)に赴任し、シンガポールのITS通信基盤、次世代ロードプライシング技術の研究開発と規格策定に携わる。2015年から慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特任准教授を経て、2022年より現職。 東海大学観光学部准教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任准教授(非常勤)も兼務。 インターネットを基盤とした自動車の情報化を提案し、プローブ情報システム分野の立ち上げや、ITS国際標準規格の策定をおこなう。2012年にシンガポール国立大学(NUS)に着任し、シンガポールのITS通信基盤、次世代ロードプライシング技術に携わる。2015年から慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特任准教授を経て、2022年より現職。 国内と海外の双方の視点から次世代モビリティ等の研究開発、および国際標準化に従事。ISO/TC204国際専門家、ITS技術標準化専門委員会委員等、国内外のITS技術・標準化委員等を多数務める。著書に「自動車ビッグデータでビジネスが変わる!プローブカー最前線」(インプレスR&D)、「IoT時代のセキュリティと品質: ダークネットの脅威と脆弱性」(日科技連出版社)など。
※ プロフィールの引用元は「Interop Tokyo カンファレンス 2023」になります。
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デジタルツイン・キャンパス 〜その意味と成果の社会展開〜
現実空間のさまざまな事象や活動をデジタルデータとして仮想空間で収集・認識し、そのデータ処理や分析によって実社会での問題の発見・解決を支援する「デジタルツイン」は、5G(第5世代移動通信システム)、さらにその先のBeyond 5G/6Gなどの無線通信技術の発展と相まって、多くの分野での基盤技術となりつつあります。 本セッションでは、「5G・6Gなどの先端技術を活用した次世代の情報インフラを研究開発する場」として、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に設置された『デジタルツイン・キャンパスラボ』のビジョンと取り組みを参加者と共有し、大学のキャンパスが持つ意味と、そこで研究開発される技術の社会への展開について議論します。 「移動するものを支援する無線通信システム」「キャンパスの物理空間のデジタル化」「センサ機器や同画像認識」「センシング技術」などの技術論とともに、「情報流通のための規格化・標準化なども見据えた大学キャンパスにおける情報インフラのコンセプト」、またそこから生まれる「未来の当たり前の情報環境を体験できる次世代キャンパス」、そしてその先の「社会を支える情報基盤」のあり方を考えます。 <要旨> ●5G、Beyond 5G ●次世代キャンパスネットワーク ●実証フィールド
コネクテッド・モビリティ(Everything to Network)
高度に発達した交通インフラは、物流を支え、あらゆる経済活動の基礎となり、社会の急速な発展を支えています。交通インフラを駆使する移動手段、すなわちモビリティのDXを現在大きく推進しているのが、自動運転技術です。自動運転の環境条件を広くするための手段の1つが「コネクテッド」であり、通信による車両のセンシング領域の拡大や他車との協調、いわゆるV2Xについての研究開発が世界各国で進んでいます。 既存の車車間(V2V)/車路間(V2I)のITS通信は、信頼性や実時間性などの優位性がある一方、通信可能な範囲や普及率には課題がありました。つまりクルマは、限られたクルマ同士の通信(V2V)、あるいは限られた交差点での通信(V2I)でしか、支援を受けられなかったのです。そこに、携帯電話網のアドバンテージ(広範囲なカバレッジと、デバイスの普及による相互接続性)を加えるのがV2N通信です。携帯電話網からコネクテッドのサービスを受けながら、実時間性や高信頼性が必要な通信にはITS専用通信を用いることで、周囲のクルマや機器、サービスと連携し走行することが可能となり、クルマの「視界」は大きく開けることになります。 本セッションでは、未来のモビリティを支える通信技術として、既存の車両、路側、歩行者などの垣根を超えてすべてのモビリティがつながる世界(Everything to Network)を想定し、既存ITS通信と5G、6Gを含む携帯電話の融合やそれらを活用した自動運転の状況、および国内外の動向と課題について議論します。
出版・マンガの未来
電子書籍の登場は、出版業界の産業構造に大きな変化をもたらしました。「印刷された紙の媒体の発行部数の低下」が指摘されている中でも、「電子書籍」の市場は拡大を続けています。とりわけ、巨大な市場であり、日本が世界に誇るコンテンツである「マンガ」は、サブスクリプションやアプリなどによって、新しい読者層の獲得や新しい体験の提供をしています。一方、こうした電子書籍では、多様な流通形態が存在し、様々なメディアでの体験が可能であるがゆえに、既存フォーマットとの相違や著作権・権利処理など、多くの技術的・社会的な課題を抱えています。 本セッションでは、「出版とデジタルの融合に関する取り組み」、その中でも「マンガのデジタル化の現状」や「デジタルと融合して実現したことや課題」などについて、出版社の方を交えて議論します。本セッションを通して、「最新の出版の電子化にまつわる状況」や「マンガ雑誌のデジタル化によるメリット・デメリット」「現状の課題」を共有し、「コロナ禍における出版の役割」そして「これからの“出版(パブリッシュ) ”に求められること」などについて紹介します。 <要旨> ・出版とデジタルの融合 ・電子出版のメリット・デメリット ・デジタルマンガ市場