東京大学大学院総合文化研究科 教授
専門は哲学・現代思想。主な著書に累計50万部突破の『暇と退屈の倫理学』(第2回紀伊國屋じんぶん大賞受賞)、『中動態の世界 意志と責任の考古学』(第16回小林秀雄賞受賞、第8回紀伊國屋じんぶん大賞受賞)、『スピノザ 読む人の肖像』(第11回河合隼雄学芸賞受賞)、『目的への抵抗』『手段からの解放』他多数。共著に『言語が消滅する前に「人間らしさ」をいかに取り戻すか?』、『「利他」とは何か』等。TV出演にEテレ「100 de 名著」、「哲子の部屋」等。
※ プロフィールの引用元は「X DIVE 2025AI時代の価値創造を再定義する」になります。
※ 同姓同名の登壇者も含まれておりますので詳細は以下の一覧をご確認ください。
AI共生社会の価値の源泉とは?夢中から生まれるパーパスの力
AI技術が急速に進化する現代において、真の価値創造の源泉はどこにあるのでしょうか。本セッションでは、山口絵理子氏と國分功一郎氏の対話を通じて、「夢中」から生まれるパーパスの本質とその育み方を探求。個人の意思と環境の相互作用に光を当てながら、AI時代における持続可能な価値創造のヒントを提示します。
それって「自己責任」? 予測不可能な複雑社会を彷徨う自己責任論
「自己責任」。何かと都合良く使われる言葉ですが、コロナ禍では感染者を責め立て、切り捨てる言葉として社会にあふれかえりました。一方で、コロナ禍で感染者に向けられた「自己責任」の矛先は、実は、以前から貧困問題や生活保護受給問題、依存症に苦しむ人に対して、躊躇なく向けられていました。 「たとえ命の危険があったとしても、あなたが選択したことは全てあなたの自己責任」と、片付けることは果たして正しいのでしょうか?ウイルスや災害など、個人の選択の結果を越えた予測不可能な脅威に翻弄される社会で生きる私たちの、「自己責任」の本質を問い直します。