石田京子氏
早稲田大学大学院法務研究科 教授
2006年ワシントン大学博士課程修了(LL.M・Ph.D)。2007年早稲田大学比較法研究所助手、2009年早稲田大学大学院法務研究科助教、2012年同研究科准教授、2020年より同研究科教授。研究分野は法専門職倫理、司法に関する実証研究、ジェンダー法研究。 <主な論文・著書> 「ADRにおける弁護士の役割」Law&Practice13号(2019)、「AIは弁護士になれるか?リーガルテックと弁護士法72条をめぐる考察」ビジネス法務2020年10月号(2020)、「中小企業の弁護士ニーズとアクセス障害」法と実務16号(2020)、「利益相反回避手段としての情報遮断措置の位置付け―アメリカにおける議論の変遷を参考に」『民事裁判の法理と実践』(2020)、『新時代の弁護士倫理』(共著)(有斐閣、2020)、「日本における弁護士倫理の今日的課題」法の支配200号(2021)、『民事訴訟の実践と課題-利用者調査の積み重ねが示すもの』(共編)(有斐閣、2021)等。
企業法務とテクノロジーシンポジウム
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- 教授
石田京子 氏
早稲田大学大学院法務研究科 教授
リーガルテックと法規制
企業成長を目指す上で、今やDX(デジタルトランスフォーメーション)は欠かせません。しかし、法的サービスを規律する現在の日本の法制度はテクノロジーの進化・発展を前提には作られておらず、所々でズレが生じています。今後、AIを用いた法的サービスの限界を前提に、どのように法制度と向き合い、 産業を発展させていくべきなのか、また、これを用いる法務担当者や法専門職にはどのような配慮が必要なのか、海外の先進事例を参考にしながらお話しします。
企業法務とテクノロジーシンポジウム
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
石田京子 氏
早稲田大学大学院法務研究科 教授
契約を取り巻く法律とリーガルテックの向き合い方
講演者の登壇内容は、下部の「登壇イベントはこちら」からご覧ください。
リーガルテックシンポジウム 最新技術、海外動向から読み解く日本のリーガルテックの現在地
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- 教授
石田京子 氏
早稲田大学大学院法務研究科 教授
海外のリーガルテック規制の状況
世界的に注目されているリーガルテック。ここ数年日本でも急速な成長を遂げてきました。ただその成長率や法規制などのルールづくりは米国をはじめ世界よりまだまだ発展が遅れているといえます。
本セッションでは、米国のリーガルテックの法規制に詳しい早稲田大学石田教授に、米国におけるリーガルテックの規制状況をお伺いするとともに、今後日本のリーガルテックの進展のために必要なことについてお話いただきます。
バックオフィス・イノベーションWeek 2023 春
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- 基調講演
- 教授
石田京子 氏
早稲田大学
大学院法務研究科・教授
リーガルテックと法規制
この講演では、技術革新に伴い近年急速な発展を遂げつつあるリーガルテックと、これを規律する現在の法規制についてお話しします。弁護士法72条では、原則として弁護士以外の者が法律事務を取り扱うことを禁じています。では、リーガルテックは、この法規制とどのような関係にあるのでしょうか。ごく簡単に弁護士法72条の立法趣旨や代表的な裁判例を解説しつつ、新しい技術にこれがどのように適用されるかを検討していきます。