早稲田大学 ビジネス・ファイナンス研究センター 研究院 教授
1979年東京大学経済学部卒。 三菱総合研究所、ハーバード大学博士課程を経て、1990年~2021年東京大学経済学部助教授・教授・ものづくり経営研究センター長。 専門は技術・生産管理、進化経済学。日経図書文化賞、組織学会高宮賞、新郷賞、日本学士院賞・恩賜賞、日本建築学会著作賞等。 主な著書に『製品開発力』『生産システムの進化論』『生産マネジメント入門』『日本のもの造り哲学』『能力構築競争』『現場から見上げる企業戦略論』。 著書 生産マネジメント入門 1 生産システム編 現場から見上げる企業戦略論 デジタル時代にも日本に勝機はある (角川新書) 能力構築競争-日本の自動車産業はなぜ強いのか 中公新書 (中公新書 1700) 現場主義の競争戦略: 次代への日本産業論 (新潮新書 549)
※ プロフィールの引用元は「品質を決定づける現場の力~早大 藤本教授と自動車部品メーカー上松電子が語る、強い現場を作るための実践戦略~」になります。
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トヨタの圧倒的な「現場力」、 早大 藤本教授が語る世界に勝てる「日本の製造現場」
日本の経済・産業界を取り巻くビジネス環境は、30年間続いたデフレプレッシャーの終焉、人口減少、労働力不足、直近では急激な円安、資源料価格の高騰などにより競争力が失われつつあります。 しかし、当分続くであろう円安局面において、日本の輸出製造業は輸出財の円建ての付加価値が拡大します。この状況においてはものづくり現場改善・生産性向上に成功した企業が生き残っていくだろう。 本講演では、日本経済における「生産性向上の機運が高まっている」というマクロな視点による説明から、実際の事例も交えながら「能力構築に励む”良い現場”が報われやすい」という研究結果をご紹介します。
データで見る製造業、データで勝つ製造業 ー30年ぶりに潮目が変わるかー
ほぼ30年ぶりにやってきた「日本の製造業の転換点」を、産業データで確認する。 ポスト冷戦期(ほぼ1990~2010年代)の我が国製造業に関しては、客観的データや論理に反する「日本製造業衰退論」や「空洞化論」が多く見られたが、それらの多くがデータ的な根拠の薄い錯覚・誤解・誤謬であったことをまず示す。 また、現局面でにおいて競争優位に貢献しうる「勝てるDX」、つまり(単なる流行追随ではなく)競争論理的に勝算のある形での産業現場のデータ活用に関して、直近の成功事例を交えて論じる。
2020年代のデジタルものづくり戦略-大きなSDGで全体最適解を-
2020年代は日本の企業・産業にもチャンスが増える面白い時代ですが、産業人はネットやメディアで流行する概念DX、SDGsなどの流行に追随し振り回されがちです。これではまた負けてしまいます。自らのぶれのない座標を持つことが大切です。本講では、産業とは「良い設計の良い流れ」であるとの本質論に立ち返り、産業分析のCAPアプローチを用いて、サステナブル・デジタル・グローバルの「大きなSDG」の全体最適解を探索します。