永田稔氏
株式会社ヒトラボジェイピー代表 立命館大学大学院経営管理研究科教授
一橋大学社会学部卒業、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にてMBAを取得。松下電器産業(現パナソニック)、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経てウイリス・タワーズワトソンに入社。20年近く、ビジネスモデル、組織モデル、人材マネジメントモデルを一体としたコンサルティングに従事。2016年6月にウイリス・タワーズワトソンを退社し、ヒトラボジェイピー(HitoLab.jp)を立ち上げる。 著書に「不機嫌な職場(共著)」講談社、「攻めのガバナンス―経営者報酬・指名の戦略的改革(共著)」東洋経済新報社、リーダーシップの名著を読む(共著)」日本経済新聞社、「非合理な職場」(日本経済新聞出版社)、「AI活用によるデジタル人事の教科書(共著)」(総合法令出版)、立命館大学大学院 経営管理研究科 教授。
HR SUMMIT 2022 ONLINE
- 国内講演者
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永田稔 氏
株式会社ヒトラボジェイピー代表 立命館大学大学院経営管理研究科教授
AIで実現する人的資本経営とは AIにより人材ポートフォリオを可視化し、投資家に訴求できるストーリーをつくる
現在、世界的に人的資本経営が注目されています。世界の投資家は企業に対し、競争力の源である「人材の可視化」を求めています。
自社の人材がどのような状態にあるのか、人材面の課題はどのような点にあるのか、その課題をどのように解決しようとしているのかについてのストーリーを投資家は聞きたがっています。
そのためには、まずは人材および人材ポートフォリオの可視化が不可欠です。
本講演では、テクノロジーを使った人材の可視化についてご紹介させていただきます。
HR SUMMIT 2023 ONLINE 〜経営・仕事・人をつなぎ、価値の最大化へ〜
- 国内講演者
- 民間企業
- 教授
永田稔 氏
株式会社ヒトラボジェイピー代表取締役 立命館大学大学院教授
ChatGPT時代の人的資本経営とは 生成系AI,評価系AIを活用した人的資本経営のあり方
現在、人的資本経営開示が各社で進んでいますが、人的資本経営の実現には多大な労力が必要となっています。
人的資本経営とは、①企業価値向上に向け、どのような人材や職務を必要とするのか、②人的資本投資により、必要な人材や職務が実現されているのか、の二点を実現する必要があります。
①の企業価値向上に向けた人材や職務の明確化を人手で行う場合、多大な工数を必要とします。例えば、職務記述書の整備などに多くの時間をとられたご経験は記憶に新しいのではないでしょうか?
また、②の必要な人材や人材能力の実現の把握についても、全社員の能力データの収集という面で、従来の人事業務では実現が大変困難でした。
しかしながら、生成系AIや評価系AIの登場によってこれらの状況は大きく変わりつつあります。
ChatGPTをはじめとする生成系AIの活用により、人材や職務の明確化、例えば「職務記述書」などの作成の労力は劇的に減る可能性があります。
また、研修などの人的資本投資を行なった結果、どの程度、人材の行動変容が起きたのか?などの投資対効果、研修効果の測定も、評価系AIの活用により実現されています。
本セミナーでは、新たな技術の活用による人的資本経営の実現についてお話しをさせて頂きたいと考えております。