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Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
三木泉 氏
アイティメディア(株)
プロフェッショナル・メディア事業本部 編集局 IT編集統括部 @IT編集部 エグゼクティブ・エディター
Interop 30回:ネットワーク技術・業界の劇的進化まるッと3部作(2) ~常時接続のひろがり~
Interop Tokyoが始まって遂に30回目の開催となります。初の1994年のShowNet(InteropNet)では、「10BASE-T」「100MbpsのFDDI」「155MbpsのATM」に「T1 (1.5Mbps)×2本の外部接続」という物理構成の上で、IP(v4)・IPX・AppleTalkがルーティングされ、NCSA Mosaicを使ったデモが行われていたものです。
その後まさに劇的な進化を遂げてきたインターネットのテクノロジーとビジネス。その変遷の中で、いったい何が起こって来たのでしょう?この30年を大きく3つに時代区分するとともに、ときどきの『Interop Award』の受賞商品を参照しつつ、インターネットの進化について包括的に振り返ります。インターネットの過去を学び今後を展望しましょう。
<要旨>
●2部 「常時接続の普及期」
・マルチメディアの実現へインターネットの夢
・SP市場かエンタープライズ市場か?ベンダーの舵の切り方で命運が分かれた時代
・ネットワークマネジメントのジレンマ
・インターネットは危険が一杯?セキュリティソリューション開花!
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
山田剛良 氏
(株)日経BP
技術プロダクツユニット クロスメディア編集部 編集委員
Interop 30回:ネットワーク技術・業界の劇的進化まるッと3部作(2) ~常時接続のひろがり~
Interop Tokyoが始まって遂に30回目の開催となります。初の1994年のShowNet(InteropNet)では、「10BASE-T」「100MbpsのFDDI」「155MbpsのATM」に「T1 (1.5Mbps)×2本の外部接続」という物理構成の上で、IP(v4)・IPX・AppleTalkがルーティングされ、NCSA Mosaicを使ったデモが行われていたものです。
その後まさに劇的な進化を遂げてきたインターネットのテクノロジーとビジネス。その変遷の中で、いったい何が起こって来たのでしょう?この30年を大きく3つに時代区分するとともに、ときどきの『Interop Award』の受賞商品を参照しつつ、インターネットの進化について包括的に振り返ります。インターネットの過去を学び今後を展望しましょう。
<要旨>
●2部 「常時接続の普及期」
・マルチメディアの実現へインターネットの夢
・SP市場かエンタープライズ市場か?ベンダーの舵の切り方で命運が分かれた時代
・ネットワークマネジメントのジレンマ
・インターネットは危険が一杯?セキュリティソリューション開花!
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
木村真理 氏
(株)インターネットイニシアティブ
クラウド本部 技術開発室 室長
AI時代の超高密度データセンタ技術
AI技術の急速な発展あわせ、その演算に利用されているGPGPUやアクセラレータなどのプロセッサの能力も、飛躍的に向上しています。また、半導体プロセスの微細化と実装の効率化によって、プロセッサ・システムも高密度化しています。
こうした演算能力の強化と高密度化によって、1ボードあたりの熱設計電力(TDP)は700Wに及んでおり、さらに近い将来には、各プロセッサのTDPが1kWを超えることも予想されています。例えば、NVIDIA DGX H100は、8RUで11.3kVAのシステム電力であり、1ラックで40kVAを超える電力密度の計算機が登場してきています。
本セッションでは、AI時代において急速に高密度化する計算機システムと、それを効率的に運用するためのデータセンタ技術の最新動向について紹介します。
<要旨>
●計算機システムの高密度化の実態
●それに対応するための、データセンタ技術の最新動向
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
久保力 氏
(株)インターネットイニシアティブ
基盤エンジニアリング本部 基盤サービス部 部長
AI時代の超高密度データセンタ技術
AI技術の急速な発展あわせ、その演算に利用されているGPGPUやアクセラレータなどのプロセッサの能力も、飛躍的に向上しています。また、半導体プロセスの微細化と実装の効率化によって、プロセッサ・システムも高密度化しています。
こうした演算能力の強化と高密度化によって、1ボードあたりの熱設計電力(TDP)は700Wに及んでおり、さらに近い将来には、各プロセッサのTDPが1kWを超えることも予想されています。例えば、NVIDIA DGX H100は、8RUで11.3kVAのシステム電力であり、1ラックで40kVAを超える電力密度の計算機が登場してきています。
本セッションでは、AI時代において急速に高密度化する計算機システムと、それを効率的に運用するためのデータセンタ技術の最新動向について紹介します。
<要旨>
●計算機システムの高密度化の実態
●それに対応するための、データセンタ技術の最新動向
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
土井裕介 氏
(株)Preferred Networks
計算基盤担当VP
AI時代の超高密度データセンタ技術
AI技術の急速な発展あわせ、その演算に利用されているGPGPUやアクセラレータなどのプロセッサの能力も、飛躍的に向上しています。また、半導体プロセスの微細化と実装の効率化によって、プロセッサ・システムも高密度化しています。
こうした演算能力の強化と高密度化によって、1ボードあたりの熱設計電力(TDP)は700Wに及んでおり、さらに近い将来には、各プロセッサのTDPが1kWを超えることも予想されています。例えば、NVIDIA DGX H100は、8RUで11.3kVAのシステム電力であり、1ラックで40kVAを超える電力密度の計算機が登場してきています。
本セッションでは、AI時代において急速に高密度化する計算機システムと、それを効率的に運用するためのデータセンタ技術の最新動向について紹介します。
<要旨>
●計算機システムの高密度化の実態
●それに対応するための、データセンタ技術の最新動向
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
加藤雅浩 氏
(株)日経BP
日経クロステック編集委員(先端技術担当)
Interop 30回:ネットワーク技術・業界の劇的進化まるッと3部作(1) ~インターネットの黎明と普及~
Interop Tokyoが始まって遂に30回目の開催となります。初の1994年のShowNet(InteropNet)では、「10BASE-T」「100MbpsのFDDI」「155MbpsのATM」に「T1 (1.5Mbps)×2本の外部接続」という物理構成の上で、IP(v4)・IPX・AppleTalkがルーティングされ、NCSA Mosaicを使ったデモが行われていたものです。
その後まさに劇的な進化を遂げてきたインターネットのテクノロジーとビジネス。その変遷の中で、いったい何が起こって来たのでしょう?この30年を大きく3つに時代区分するとともに、ときどきの『Interop Award』の受賞商品を参照しつつ、インターネットの進化について包括的に振り返ります。インターネットの過去を学び今後を展望しましょう。
<要旨>
●1部 「インターネット黎明期」から「インターネット普及開始期」
・テクノロジーの進化と標準化から見る技術トレンドの栄枯盛衰
・テクノロジーの変遷 L1テクノロジー花盛り、モデムからEthernet 400Gの世界まで
・ベンチャータケノコ!ファブレス戦略の始まり!買収時代の変遷、あの会社は今?
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
仲上竜太 氏
ニューリジェンセキュリティ(株)
CTO 兼 クラウドセキュリティ事業部 部長
実経験者が語るゼロトラスト
ゼロトラストはもはや常識なのか、当たり前なのか。高度化する脅威に対抗できる情報システムアーキテクチャとはなにか。
ゼロトラストネットワーク・ゼロトラストアーキテクチャが身近に議論されるに従い、「高度化する脅威に対処するための目指すべき姿」から「既存サービスに落とし込んだ議論」へとシフトしてきています。その際、ゼロトラストを実現する上での最も重要なトラストアンカーを何にすればよいのか。「人のID」なのか「デバイス」なのか「それとも別の何か」なのか。
また、「ベンダから提供されるサービスの導入過程において変質しがちな、本来の目指すべき姿」についても、立ち止まって検討する必要があるでしょう。このほか、「ゼロトラストアーキテクチャの実現および運用を通して見えてきた、新たな課題と対策」についても紹介していきます。
情報システムセキュリティのモダン化、ゼロトラスト環境構築の実体験を交え、理想と現実、そして課題について、本セッションでは掘り下げます。
<要旨>
●ゼロトラスト登場から今日までの紹介
●トラストアンカーとしてのIDとデバイスの解説
●ゼロトラスト環境構築後に運用と課題と対策
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 顧問
松本泰 氏
セコム(株)
IS研究所 顧問
実経験者が語るゼロトラスト
ゼロトラストはもはや常識なのか、当たり前なのか。高度化する脅威に対抗できる情報システムアーキテクチャとはなにか。
ゼロトラストネットワーク・ゼロトラストアーキテクチャが身近に議論されるに従い、「高度化する脅威に対処するための目指すべき姿」から「既存サービスに落とし込んだ議論」へとシフトしてきています。その際、ゼロトラストを実現する上での最も重要なトラストアンカーを何にすればよいのか。「人のID」なのか「デバイス」なのか「それとも別の何か」なのか。
また、「ベンダから提供されるサービスの導入過程において変質しがちな、本来の目指すべき姿」についても、立ち止まって検討する必要があるでしょう。このほか、「ゼロトラストアーキテクチャの実現および運用を通して見えてきた、新たな課題と対策」についても紹介していきます。
情報システムセキュリティのモダン化、ゼロトラスト環境構築の実体験を交え、理想と現実、そして課題について、本セッションでは掘り下げます。
<要旨>
●ゼロトラスト登場から今日までの紹介
●トラストアンカーとしてのIDとデバイスの解説
●ゼロトラスト環境構築後に運用と課題と対策
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
河野省二 氏
日本マイクロソフト(株)
技術統括室 チーフセキュリティオフィサー
実経験者が語るゼロトラスト
ゼロトラストはもはや常識なのか、当たり前なのか。高度化する脅威に対抗できる情報システムアーキテクチャとはなにか。
ゼロトラストネットワーク・ゼロトラストアーキテクチャが身近に議論されるに従い、「高度化する脅威に対処するための目指すべき姿」から「既存サービスに落とし込んだ議論」へとシフトしてきています。その際、ゼロトラストを実現する上での最も重要なトラストアンカーを何にすればよいのか。「人のID」なのか「デバイス」なのか「それとも別の何か」なのか。
また、「ベンダから提供されるサービスの導入過程において変質しがちな、本来の目指すべき姿」についても、立ち止まって検討する必要があるでしょう。このほか、「ゼロトラストアーキテクチャの実現および運用を通して見えてきた、新たな課題と対策」についても紹介していきます。
情報システムセキュリティのモダン化、ゼロトラスト環境構築の実体験を交え、理想と現実、そして課題について、本セッションでは掘り下げます。
<要旨>
●ゼロトラスト登場から今日までの紹介
●トラストアンカーとしてのIDとデバイスの解説
●ゼロトラスト環境構築後に運用と課題と対策
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
中村修 氏
慶應義塾大学
環境情報学部 教授
デジタルツイン・キャンパス 〜その意味と成果の社会展開〜
現実空間のさまざまな事象や活動をデジタルデータとして仮想空間で収集・認識し、そのデータ処理や分析によって実社会での問題の発見・解決を支援する「デジタルツイン」は、5G(第5世代移動通信システム)、さらにその先のBeyond 5G/6Gなどの無線通信技術の発展と相まって、多くの分野での基盤技術となりつつあります。
本セッションでは、「5G・6Gなどの先端技術を活用した次世代の情報インフラを研究開発する場」として、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に設置された『デジタルツイン・キャンパスラボ』のビジョンと取り組みを参加者と共有し、大学のキャンパスが持つ意味と、そこで研究開発される技術の社会への展開について議論します。
「移動するものを支援する無線通信システム」「キャンパスの物理空間のデジタル化」「センサ機器や同画像認識」「センシング技術」などの技術論とともに、「情報流通のための規格化・標準化なども見据えた大学キャンパスにおける情報インフラのコンセプト」、またそこから生まれる「未来の当たり前の情報環境を体験できる次世代キャンパス」、そしてその先の「社会を支える情報基盤」のあり方を考えます。
<要旨>
●5G、Beyond 5G
●次世代キャンパスネットワーク
●実証フィールド
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
小宮山陽夫 氏
ソフトバンク(株)
先端技術推進部 部長
デジタルツイン・キャンパス 〜その意味と成果の社会展開〜
現実空間のさまざまな事象や活動をデジタルデータとして仮想空間で収集・認識し、そのデータ処理や分析によって実社会での問題の発見・解決を支援する「デジタルツイン」は、5G(第5世代移動通信システム)、さらにその先のBeyond 5G/6Gなどの無線通信技術の発展と相まって、多くの分野での基盤技術となりつつあります。
本セッションでは、「5G・6Gなどの先端技術を活用した次世代の情報インフラを研究開発する場」として、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に設置された『デジタルツイン・キャンパスラボ』のビジョンと取り組みを参加者と共有し、大学のキャンパスが持つ意味と、そこで研究開発される技術の社会への展開について議論します。
「移動するものを支援する無線通信システム」「キャンパスの物理空間のデジタル化」「センサ機器や同画像認識」「センシング技術」などの技術論とともに、「情報流通のための規格化・標準化なども見据えた大学キャンパスにおける情報インフラのコンセプト」、またそこから生まれる「未来の当たり前の情報環境を体験できる次世代キャンパス」、そしてその先の「社会を支える情報基盤」のあり方を考えます。
<要旨>
●5G、Beyond 5G
●次世代キャンパスネットワーク
●実証フィールド
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
佐藤雅明 氏
東海大学 観光学部 准教授 /
慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科 特任准教授
デジタルツイン・キャンパス 〜その意味と成果の社会展開〜
現実空間のさまざまな事象や活動をデジタルデータとして仮想空間で収集・認識し、そのデータ処理や分析によって実社会での問題の発見・解決を支援する「デジタルツイン」は、5G(第5世代移動通信システム)、さらにその先のBeyond 5G/6Gなどの無線通信技術の発展と相まって、多くの分野での基盤技術となりつつあります。
本セッションでは、「5G・6Gなどの先端技術を活用した次世代の情報インフラを研究開発する場」として、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に設置された『デジタルツイン・キャンパスラボ』のビジョンと取り組みを参加者と共有し、大学のキャンパスが持つ意味と、そこで研究開発される技術の社会への展開について議論します。
「移動するものを支援する無線通信システム」「キャンパスの物理空間のデジタル化」「センサ機器や同画像認識」「センシング技術」などの技術論とともに、「情報流通のための規格化・標準化なども見据えた大学キャンパスにおける情報インフラのコンセプト」、またそこから生まれる「未来の当たり前の情報環境を体験できる次世代キャンパス」、そしてその先の「社会を支える情報基盤」のあり方を考えます。
<要旨>
●5G、Beyond 5G
●次世代キャンパスネットワーク
●実証フィールド
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
大江将史 氏
(共)自然科学研究機構国立天文台
情報セキュリティ室 次長
Wi-Fi(1) 6Eの実力と現実
Wi-Fiの普及やその帯域ニーズの拡大により、とくに都心部における干渉や利用率の増加や、DFS (Dynamic Frequency Selection) による局所的なパフォーマンスの低下などをはじめとする、目に見えないトラブルに見舞われることが増えてきました。
このような利用拡大に伴う弊害に悩まされてきたところに、Wi-Fi 6Eが2022年に国内においても利用可能となりました。6GHz帯の24チャンネルが新たに追加され、Wi-Fiがサポートするチャンネル数は、約2倍に拡張されました。市場では、6Eに対応したアクセスポイント(コンシューマーおよびエンタープライズ向け)のみならず、6Eをサポートする端末製品も出荷されるようになり、いよいよ、レガシーフリーな運用や、広帯域・低遅延な環境が構築できるようになるといわれています。
本セッションでは、「果たして6Eは、期待にこたえる能力を有しているのか?」について、Wi-Fiの技術解説や運用上の“つまづきポイント”を踏まえつつ、その実力を客観的に評価します。とくに6Eの導入で得られるメリットおよびコスト負担について、エンタープライズ製品を主とした実機での検証をもとに解説します。
※難易度の目安:本セッションの内容は、以下の配分とします。
・70% … 初級・中級者を対象として座学的な構成
・30% … いわゆる上級者や経験者の方むけの、運用知見から得られた濃い内容
<要旨>
● 技術的な基本:IEEE802.11がWi-Fi 6/6Eに至るまで
● Wi-Fi 6Eの性能・コスト・運用から見る実態を解説
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
今野尊之 氏
TXOne Networks Japan(同)
業務執行役員 ビジネス戦略担当 兼 マーケティング本部長
工場システムのサイバーセキュリティ 〜半導体分野での規格と対策の実態〜
長期化するコロナ禍によるサプライチェーンの不安定化、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化など、製造業にとっては先行き不透明なビジネス環境が続いています。そうした不安定な環境変化にも追従できるよう、体制・システムの柔軟化に有用なDXが、多くの製造業で進められてきました。しかしその結果、増大したセキュリティリスクによって多くの企業がランサムウェアなどのサイバー攻撃に遭い、工場の生産停止などの被害を被っているのが実情です。 こうした中、とくに半導体のファブ装置を守るために、サイバーセキュリティ規格『SEMI E187』が策定されました。これには、昨今 経済安全保障の観点からの半導体確保の文脈で熊本での新工場の建設で注目が集まっている、台湾の半導体製造大手TSMCが寄与しています。2018年にランサムウェアによって大きな被害を受けた後、自社内だけにとどまらず、半導体業界全体におけるサイバーセキュリティ対策の強化にも貢献してきました。 本セッションでは、経済産業省の『工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン』(2022年11月公開)策定ワーキンググループの座長であり、Interop Tokyoプログラム委員会の議長でもある江崎 浩教授と、半導体分野の規格とセキュリティ対策に詳しい台湾のサイバーセキュリティ企業の専門家をスピーカーとして、SEMI E187の内容と対策例について紹介します。あわせて、半導体分野のサイバーセキュリティの課題と対策の実情を踏まえた上で、「被害を減らすためにはどうすべきか」をテーマに、講演とパネルディスカッションを行います。半導体分野の議論が中心となりますが、一般の製造業の工場システムにとっても参考となる内容です。
<要旨>
●半導体分野のサイバーセキュリティ規格「SEMI E187」 について
●半導体製造のサイバーセキュリティの課題と対策
●サイバーセキュリティ被害を減らすためにはどうすればいいのか?
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
早川侑太朗 氏
Isovalent
Software Engineer
Segment Routing(2):応用の最前線 〜SRv6〜
Segment Routing (SR)は、コントロールプレーンの複雑性を縮減し、アーキテクチャをシンプル化しながら高度な機能を実現できるルーティングの技術です。これによってコントロールプレーンの複雑性を縮減し、アーキテクチャをシンプル化しながら高度な機能を実現できる特長があります。このSegment Routingのデータプレーンには、おもに通信事業者において先行展開された「SR-MPLS」と、native IPv6を利用した「SRv6」とがあります。ここではSRv6 (Segment Routing IPv6)の事例を中心に扱います。
SRv6は、Network Programmingという概念を持っています。これは、ネットワークシステムの設計者による、任意の機能のネットワーク内へのプログラミングを可能とするものです。
そこで本セッションでは、「Compute StackからSRv6機能の利用を可能にする、Cilium CNIの拡張およびeBPFを用いたSRv6データプレーン実装」「SRv6 Network Programmingを応用し、モバイルトラフィックをSR網で扱うためのSRv6 MUPの実装例」について紹介し、これからの分散コンピューティングとネットワーキングの新たな関係を探ります。
CNI: Container Networking Interface
eBPF: extended Berkeley Packet Filter
MUP: Mobile User Plane
<要旨>
●Compute StackによるSRv6実装
- Cilium/eBPFの詳細とSRv6実装
- ユースケース
●SRv6 MUP (Mobile User Plane)
- SRv6 MUP アーキテクチャ概要
- スライシング、分散コンピューティング・MECとの連携
●Q&A、ディスカッション
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
松嶋聡 氏
ソフトバンク(株)
テクニカルマイスター
Segment Routing(2):応用の最前線 〜SRv6〜
Segment Routing (SR)は、コントロールプレーンの複雑性を縮減し、アーキテクチャをシンプル化しながら高度な機能を実現できるルーティングの技術です。これによってコントロールプレーンの複雑性を縮減し、アーキテクチャをシンプル化しながら高度な機能を実現できる特長があります。このSegment Routingのデータプレーンには、おもに通信事業者において先行展開された「SR-MPLS」と、native IPv6を利用した「SRv6」とがあります。ここではSRv6 (Segment Routing IPv6)の事例を中心に扱います。
SRv6は、Network Programmingという概念を持っています。これは、ネットワークシステムの設計者による、任意の機能のネットワーク内へのプログラミングを可能とするものです。
そこで本セッションでは、「Compute StackからSRv6機能の利用を可能にする、Cilium CNIの拡張およびeBPFを用いたSRv6データプレーン実装」「SRv6 Network Programmingを応用し、モバイルトラフィックをSR網で扱うためのSRv6 MUPの実装例」について紹介し、これからの分散コンピューティングとネットワーキングの新たな関係を探ります。
CNI: Container Networking Interface
eBPF: extended Berkeley Packet Filter
MUP: Mobile User Plane
<要旨>
●Compute StackによるSRv6実装
- Cilium/eBPFの詳細とSRv6実装
- ユースケース
●SRv6 MUP (Mobile User Plane)
- SRv6 MUP アーキテクチャ概要
- スライシング、分散コンピューティング・MECとの連携
●Q&A、ディスカッション
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
鈴木茂哉 氏
慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科 特任教授
データアーキテクチャとしてのTrusted Web
Trusted Webとは、インターネットを使ってデータのやり取りなどをする際に、データや相手を検証しやすくしたり、相手に開示するデータをコントロールできるようにする、「信頼の仕組み」をあらかじめ埋め込んだデジタル基盤です。
政府においても、『Trusted Web推進協議会』を軸に、『Trusted Webホワイトペーパー』の公表や『Trusted Webの実現に向けたユースケース実証事業』などの活動を通じ、開発・推進にむけた動きを強めています。結果、2022年以降、ユースケースの検証も拡大し、アーキテクチャの骨格が少しずつ見えてきました。
このセッションでは、実際にTrusted Webの開発に関わっているエキスパートから、アーキテクチャとプロトコルの在り方を中心に、2023年度のユースケース実証の取組をはじめとした最新の開発動向を紹介します。
<要旨>
●Trusted Webのアーキテクチャ
●Trusted Webのプロトコル
●政府の動き
●ユースケース実証例
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 他所属
- ディスカッション
- 理事
富士榮尚寛 氏
(一社)OpenIDファウンデーション・ジャパン
代表理事
データアーキテクチャとしてのTrusted Web
Trusted Webとは、インターネットを使ってデータのやり取りなどをする際に、データや相手を検証しやすくしたり、相手に開示するデータをコントロールできるようにする、「信頼の仕組み」をあらかじめ埋め込んだデジタル基盤です。
政府においても、『Trusted Web推進協議会』を軸に、『Trusted Webホワイトペーパー』の公表や『Trusted Webの実現に向けたユースケース実証事業』などの活動を通じ、開発・推進にむけた動きを強めています。結果、2022年以降、ユースケースの検証も拡大し、アーキテクチャの骨格が少しずつ見えてきました。
このセッションでは、実際にTrusted Webの開発に関わっているエキスパートから、アーキテクチャとプロトコルの在り方を中心に、2023年度のユースケース実証の取組をはじめとした最新の開発動向を紹介します。
<要旨>
●Trusted Webのアーキテクチャ
●Trusted Webのプロトコル
●政府の動き
●ユースケース実証例
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 社長
クロサカタツヤ 氏
(株) 企
代表取締役
データアーキテクチャとしてのTrusted Web
Trusted Webとは、インターネットを使ってデータのやり取りなどをする際に、データや相手を検証しやすくしたり、相手に開示するデータをコントロールできるようにする、「信頼の仕組み」をあらかじめ埋め込んだデジタル基盤です。
政府においても、『Trusted Web推進協議会』を軸に、『Trusted Webホワイトペーパー』の公表や『Trusted Webの実現に向けたユースケース実証事業』などの活動を通じ、開発・推進にむけた動きを強めています。結果、2022年以降、ユースケースの検証も拡大し、アーキテクチャの骨格が少しずつ見えてきました。
このセッションでは、実際にTrusted Webの開発に関わっているエキスパートから、アーキテクチャとプロトコルの在り方を中心に、2023年度のユースケース実証の取組をはじめとした最新の開発動向を紹介します。
<要旨>
●Trusted Webのアーキテクチャ
●Trusted Webのプロトコル
●政府の動き
●ユースケース実証例
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
平岡侑祐 氏
ICSCoE6期生 /
株式会社オプテージ ICT運用保全部
DXを支えるセキュリティ 〜『産業サイバーセキュリティセンター』第6期生の成果から〜
長期化するコロナ禍、為替変動、ウクライナ情勢など先行き不透明なビジネス環境において、企業のDXの取り組みを進めるための土台として、サイバーセキュリティは、情報システム部門の課題のみならず、重要な経営課題となっています。『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)(※)では、近年、「ゼロトラスト実践指南書」、「工場向けのセキュリティ教育コンテンツ」など、卒業プロジェクトの成果を積極的にWebサイト上に公開しています。
本セッションでは、ICSCoEの今期第6期生による卒業プロジェクトの中から、スピーカー陣の所属企業・業界におけるセキュリティの最先端の課題について、「サプライチェーンセキュリティ」「強いSOCの作り方」「海外セキュリティ統制」をそれぞれテーマとして発表します。またそれらをもとに、ICSCoEの講師陣や本セッションへの参加者の皆様も含めて意見を交換し、その結果を、各企業の「セキュリティ対策」の参考としていただくことを目的とします。あわせて、『中核人材育成プログラム』の実際の内容やその有効性を垣間見ることもできます。
(※) ICSCoEは、経済産業省が主導して、『独立行政法人 情報処理推進機構』(IPA)のもとに設立されました(2017年4月)。サイバーセキュリティ対策の「重要インフラ(電力など)における強化」や「重要産業分野におけるサプライチェーン全体での実現」が社会的な課題となる中、「これらの課題解決を行う中核人材が、企業内に不足している」という危機感が契機となっています。おもな活動として、社会インフラ・産業基盤でのサイバーセキュリティリスクに立ち向かっていくための、1年間の『中核人材育成プログラム』を提供しています。第6期プログラムでは、重要インフラ関連企業などからの将来の中核人材候補48名が受講生として学んでいます。
<要旨>
●『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)の紹介とその取組
● 成果発表(1)サプライチェーンセキュリティ
● 成果発表(2)強いSOCの作り方
● 成果発表(3)海外セキュリティ統制
● Q&A・意見交換
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
後藤菜穂 氏
ICSCoE6期生 /
株式会社荏原製作所 情報通信統括部
DXを支えるセキュリティ 〜『産業サイバーセキュリティセンター』第6期生の成果から〜
長期化するコロナ禍、為替変動、ウクライナ情勢など先行き不透明なビジネス環境において、企業のDXの取り組みを進めるための土台として、サイバーセキュリティは、情報システム部門の課題のみならず、重要な経営課題となっています。『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)(※)では、近年、「ゼロトラスト実践指南書」、「工場向けのセキュリティ教育コンテンツ」など、卒業プロジェクトの成果を積極的にWebサイト上に公開しています。
本セッションでは、ICSCoEの今期第6期生による卒業プロジェクトの中から、スピーカー陣の所属企業・業界におけるセキュリティの最先端の課題について、「サプライチェーンセキュリティ」「強いSOCの作り方」「海外セキュリティ統制」をそれぞれテーマとして発表します。またそれらをもとに、ICSCoEの講師陣や本セッションへの参加者の皆様も含めて意見を交換し、その結果を、各企業の「セキュリティ対策」の参考としていただくことを目的とします。あわせて、『中核人材育成プログラム』の実際の内容やその有効性を垣間見ることもできます。
(※) ICSCoEは、経済産業省が主導して、『独立行政法人 情報処理推進機構』(IPA)のもとに設立されました(2017年4月)。サイバーセキュリティ対策の「重要インフラ(電力など)における強化」や「重要産業分野におけるサプライチェーン全体での実現」が社会的な課題となる中、「これらの課題解決を行う中核人材が、企業内に不足している」という危機感が契機となっています。おもな活動として、社会インフラ・産業基盤でのサイバーセキュリティリスクに立ち向かっていくための、1年間の『中核人材育成プログラム』を提供しています。第6期プログラムでは、重要インフラ関連企業などからの将来の中核人材候補48名が受講生として学んでいます。
<要旨>
●『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)の紹介とその取組
● 成果発表(1)サプライチェーンセキュリティ
● 成果発表(2)強いSOCの作り方
● 成果発表(3)海外セキュリティ統制
● Q&A・意見交換
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
門林雄基 氏
奈良先端科学技術大学院大学
先端科学技術研究科 教授
DXを支えるセキュリティ 〜『産業サイバーセキュリティセンター』第6期生の成果から〜
長期化するコロナ禍、為替変動、ウクライナ情勢など先行き不透明なビジネス環境において、企業のDXの取り組みを進めるための土台として、サイバーセキュリティは、情報システム部門の課題のみならず、重要な経営課題となっています。『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)(※)では、近年、「ゼロトラスト実践指南書」、「工場向けのセキュリティ教育コンテンツ」など、卒業プロジェクトの成果を積極的にWebサイト上に公開しています。
本セッションでは、ICSCoEの今期第6期生による卒業プロジェクトの中から、スピーカー陣の所属企業・業界におけるセキュリティの最先端の課題について、「サプライチェーンセキュリティ」「強いSOCの作り方」「海外セキュリティ統制」をそれぞれテーマとして発表します。またそれらをもとに、ICSCoEの講師陣や本セッションへの参加者の皆様も含めて意見を交換し、その結果を、各企業の「セキュリティ対策」の参考としていただくことを目的とします。あわせて、『中核人材育成プログラム』の実際の内容やその有効性を垣間見ることもできます。
(※) ICSCoEは、経済産業省が主導して、『独立行政法人 情報処理推進機構』(IPA)のもとに設立されました(2017年4月)。サイバーセキュリティ対策の「重要インフラ(電力など)における強化」や「重要産業分野におけるサプライチェーン全体での実現」が社会的な課題となる中、「これらの課題解決を行う中核人材が、企業内に不足している」という危機感が契機となっています。おもな活動として、社会インフラ・産業基盤でのサイバーセキュリティリスクに立ち向かっていくための、1年間の『中核人材育成プログラム』を提供しています。第6期プログラムでは、重要インフラ関連企業などからの将来の中核人材候補48名が受講生として学んでいます。
<要旨>
●『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)の紹介とその取組
● 成果発表(1)サプライチェーンセキュリティ
● 成果発表(2)強いSOCの作り方
● 成果発表(3)海外セキュリティ統制
● Q&A・意見交換
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
浅井大史 氏
(株)Preferred Networks
シニアリサーチャー・インフラ戦略担当VP
データアーキテクチャとしてのTrusted Web
Trusted Webとは、インターネットを使ってデータのやり取りなどをする際に、データや相手を検証しやすくしたり、相手に開示するデータをコントロールできるようにする、「信頼の仕組み」をあらかじめ埋め込んだデジタル基盤です。
政府においても、『Trusted Web推進協議会』を軸に、『Trusted Webホワイトペーパー』の公表や『Trusted Webの実現に向けたユースケース実証事業』などの活動を通じ、開発・推進にむけた動きを強めています。結果、2022年以降、ユースケースの検証も拡大し、アーキテクチャの骨格が少しずつ見えてきました。
このセッションでは、実際にTrusted Webの開発に関わっているエキスパートから、アーキテクチャとプロトコルの在り方を中心に、2023年度のユースケース実証の取組をはじめとした最新の開発動向を紹介します。
<要旨>
●Trusted Webのアーキテクチャ
●Trusted Webのプロトコル
●政府の動き
●ユースケース実証例
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
仲山裕也 氏
KDDI(株)
アクセス技術本部 ネットワークシステム設計部
IPネットワークシステムG
Segment Routing(1):オペレーションの実際 〜SR-MPLS〜
Segment Routing (SR)は、コントロールプレーンの複雑性を縮減し、アーキテクチャをシンプル化しながら高度な機能を実現できるルーティングの技術です。このSegment Routingのデータプレーンには、おもに通信事業者において先行展開された「SR-MPLS」と、native IPv6を利用した「SRv6」とがあります。ここではSR-MPLSの事例を中心に扱います。
いまSR-MPLSでは、「DevOpsと連携した運用の可視化・自動化」「5Gでのネットワークスライシング」などがおもな適用先として論じられています。そこで本セッションでは、Segment Routingを探究し、実際に展開にチャレンジしている事業者のスピーカーから、それらについての先進的な知見を共有し、SR-MPLSの今後を展望します。さらに「マルチAS・マルチベンダ化」といった実際のオペレーションには不可欠な考慮点や、「設計・運用にあたっての不足点や苦労話」などの実践的な内容についても紹介します。
<要旨>
●実際のオペレーションしている事業者による知見の共有と議論
- 可視化・自動化へのチャレンジ
- 5Gネットワークスライシングへの適用
- マルチAS考慮点
- マルチベンダー考慮点
- 設計・運用にあたっての不足点や苦労話
●Q&A、ディスカッション
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
満永拓邦 氏
東洋大学
情報連携学部 准教授
DXを支えるセキュリティ 〜『産業サイバーセキュリティセンター』第6期生の成果から〜
長期化するコロナ禍、為替変動、ウクライナ情勢など先行き不透明なビジネス環境において、企業のDXの取り組みを進めるための土台として、サイバーセキュリティは、情報システム部門の課題のみならず、重要な経営課題となっています。『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)(※)では、近年、「ゼロトラスト実践指南書」、「工場向けのセキュリティ教育コンテンツ」など、卒業プロジェクトの成果を積極的にWebサイト上に公開しています。
本セッションでは、ICSCoEの今期第6期生による卒業プロジェクトの中から、スピーカー陣の所属企業・業界におけるセキュリティの最先端の課題について、「サプライチェーンセキュリティ」「強いSOCの作り方」「海外セキュリティ統制」をそれぞれテーマとして発表します。またそれらをもとに、ICSCoEの講師陣や本セッションへの参加者の皆様も含めて意見を交換し、その結果を、各企業の「セキュリティ対策」の参考としていただくことを目的とします。あわせて、『中核人材育成プログラム』の実際の内容やその有効性を垣間見ることもできます。
(※) ICSCoEは、経済産業省が主導して、『独立行政法人 情報処理推進機構』(IPA)のもとに設立されました(2017年4月)。サイバーセキュリティ対策の「重要インフラ(電力など)における強化」や「重要産業分野におけるサプライチェーン全体での実現」が社会的な課題となる中、「これらの課題解決を行う中核人材が、企業内に不足している」という危機感が契機となっています。おもな活動として、社会インフラ・産業基盤でのサイバーセキュリティリスクに立ち向かっていくための、1年間の『中核人材育成プログラム』を提供しています。第6期プログラムでは、重要インフラ関連企業などからの将来の中核人材候補48名が受講生として学んでいます。
<要旨>
●『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)の紹介とその取組
● 成果発表(1)サプライチェーンセキュリティ
● 成果発表(2)強いSOCの作り方
● 成果発表(3)海外セキュリティ統制
● Q&A・意見交換
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
堀勇気 氏
ICSCoE6期生 /
DMG森精機株式会社 情報インフラセキュリティ部 情報セキュリティグループ グループ長
DXを支えるセキュリティ 〜『産業サイバーセキュリティセンター』第6期生の成果から〜
長期化するコロナ禍、為替変動、ウクライナ情勢など先行き不透明なビジネス環境において、企業のDXの取り組みを進めるための土台として、サイバーセキュリティは、情報システム部門の課題のみならず、重要な経営課題となっています。『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)(※)では、近年、「ゼロトラスト実践指南書」、「工場向けのセキュリティ教育コンテンツ」など、卒業プロジェクトの成果を積極的にWebサイト上に公開しています。
本セッションでは、ICSCoEの今期第6期生による卒業プロジェクトの中から、スピーカー陣の所属企業・業界におけるセキュリティの最先端の課題について、「サプライチェーンセキュリティ」「強いSOCの作り方」「海外セキュリティ統制」をそれぞれテーマとして発表します。またそれらをもとに、ICSCoEの講師陣や本セッションへの参加者の皆様も含めて意見を交換し、その結果を、各企業の「セキュリティ対策」の参考としていただくことを目的とします。あわせて、『中核人材育成プログラム』の実際の内容やその有効性を垣間見ることもできます。
(※) ICSCoEは、経済産業省が主導して、『独立行政法人 情報処理推進機構』(IPA)のもとに設立されました(2017年4月)。サイバーセキュリティ対策の「重要インフラ(電力など)における強化」や「重要産業分野におけるサプライチェーン全体での実現」が社会的な課題となる中、「これらの課題解決を行う中核人材が、企業内に不足している」という危機感が契機となっています。おもな活動として、社会インフラ・産業基盤でのサイバーセキュリティリスクに立ち向かっていくための、1年間の『中核人材育成プログラム』を提供しています。第6期プログラムでは、重要インフラ関連企業などからの将来の中核人材候補48名が受講生として学んでいます。
<要旨>
●『産業サイバーセキュリティセンター』(ICSCoE)の紹介とその取組
● 成果発表(1)サプライチェーンセキュリティ
● 成果発表(2)強いSOCの作り方
● 成果発表(3)海外セキュリティ統制
● Q&A・意見交換
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
石田慶樹 氏
(株)JPIX
フェロー
集合住宅等インターネット劣悪環境の実態把握と改善手法
現代生活のインターネットへの依存度は高まり、さらにコロナ禍が我々の生活スタイルに大きな変貌を与えました。個人のインターネット利用は、在宅勤務や遠隔授業といった自宅でのビジネス・教育用途へと急拡大し、安定した通信品質が求められる「社会を支える基盤」として位置づけられるに至っています。
しかしこのような中、集合住宅では、全戸一律でインターネットの方式が決まっていたり、入居者が個別に各戸まで光ファイバを用いたサービスを契約しようにも「配管に余裕がない」等の理由で拒まれる等、選択肢が限られることが少なくありません。結果、通信環境に課題があっても、古い方式のインターネット環境をやむなく利用し続けたり、また、各個人だけでは解決できないことも多く、大都市・地方を問わず集合住宅単位でのデジタル・デバイドが発生しています。
本セッションでは、集合住宅等、インターネット環境の改善が容易ではない施設における実状を整理するとともに、その解決に向けた活動と実現方法について議論します。
<要旨>
●改善困難なインターネット環境の実態(例:集合住宅)
●「COVID-19」「GIGAスクール」で起こったこと
●課題の解決に向けた活動
●改善手法
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
水越一郎 氏
東日本電信電話(株)
ビジネス開発本部 特殊局 担当部長
集合住宅等インターネット劣悪環境の実態把握と改善手法
現代生活のインターネットへの依存度は高まり、さらにコロナ禍が我々の生活スタイルに大きな変貌を与えました。個人のインターネット利用は、在宅勤務や遠隔授業といった自宅でのビジネス・教育用途へと急拡大し、安定した通信品質が求められる「社会を支える基盤」として位置づけられるに至っています。
しかしこのような中、集合住宅では、全戸一律でインターネットの方式が決まっていたり、入居者が個別に各戸まで光ファイバを用いたサービスを契約しようにも「配管に余裕がない」等の理由で拒まれる等、選択肢が限られることが少なくありません。結果、通信環境に課題があっても、古い方式のインターネット環境をやむなく利用し続けたり、また、各個人だけでは解決できないことも多く、大都市・地方を問わず集合住宅単位でのデジタル・デバイドが発生しています。
本セッションでは、集合住宅等、インターネット環境の改善が容易ではない施設における実状を整理するとともに、その解決に向けた活動と実現方法について議論します。
<要旨>
●改善困難なインターネット環境の実態(例:集合住宅)
●「COVID-19」「GIGAスクール」で起こったこと
●課題の解決に向けた活動
●改善手法
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
田島照久 氏
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)
イノベーションセンター 担当課長
Segment Routing(1):オペレーションの実際 〜SR-MPLS〜
Segment Routing (SR)は、コントロールプレーンの複雑性を縮減し、アーキテクチャをシンプル化しながら高度な機能を実現できるルーティングの技術です。このSegment Routingのデータプレーンには、おもに通信事業者において先行展開された「SR-MPLS」と、native IPv6を利用した「SRv6」とがあります。ここではSR-MPLSの事例を中心に扱います。
いまSR-MPLSでは、「DevOpsと連携した運用の可視化・自動化」「5Gでのネットワークスライシング」などがおもな適用先として論じられています。そこで本セッションでは、Segment Routingを探究し、実際に展開にチャレンジしている事業者のスピーカーから、それらについての先進的な知見を共有し、SR-MPLSの今後を展望します。さらに「マルチAS・マルチベンダ化」といった実際のオペレーションには不可欠な考慮点や、「設計・運用にあたっての不足点や苦労話」などの実践的な内容についても紹介します。
<要旨>
●実際のオペレーションしている事業者による知見の共有と議論
- 可視化・自動化へのチャレンジ
- 5Gネットワークスライシングへの適用
- マルチAS考慮点
- マルチベンダー考慮点
- 設計・運用にあたっての不足点や苦労話
●Q&A、ディスカッション
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
関谷勇司 氏
東京大学大学院
情報理工学系研究科 教授
メタバース最新動向 〜ビジネスでの活用と可能性〜
現在、メタバースは再度注目を浴びており、急速に発展しています。2020年代に入ってからは、仮想通貨やブロックチェーン技術の進化、高速なネットワーク環境の普及、VR技術の発展なども相まって、メタバースのさらなる開発と利用が模索されています。
さらに、メタバースは多くの業界で注目を集めて始めており、ビジネス一般・エンターテインメント・教育・不動産・金融・広告など、さまざまな業種の方々から関心を持たれ、いくつかの業界団体も設立されています。とくに金融業界からの注目が高くなっており、暗号通貨の広がりとともに、メタバースを利用した商取引も現実性を帯びています。他にもオンライン会議やビジネス会合、エンターテイメント、教育などへの活用が期待されています。
本講演では、メタバースの技術的な傾向とビジネスへの適用動向に関して、講演とパネルディスカッションを通じて理解を深めて頂きます。メタバースについてなんとなく聞いたことがあったり、過去に動向を調べたことはあるけれども、現在また再燃しているメタバースを取り巻く状況について、その最新動向を把握したい方に向けたセッションとなります。メタバースのキープレイヤーが、これからのメタバースの用途と可能性をズバリ予測します。
<要旨>
●メタバースの技術的な傾向
●ビジネスへの適用動向
●業界(業界団体)のうごき:ビジネス一般・エンターテインメント・教育・不動産・金融(暗号通貨・商取引)・広告 など
●活用への期待:オンライン会議・ビジネス会合・エンターテイメント・教育 など
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
稲見昌彦 氏
東京大学 先端科学技術研究センター
東京大学 総長特任補佐・先端科学技術研究センター
副所長
身体情報学分野 教授
メタバース最新動向 〜ビジネスでの活用と可能性〜
現在、メタバースは再度注目を浴びており、急速に発展しています。2020年代に入ってからは、仮想通貨やブロックチェーン技術の進化、高速なネットワーク環境の普及、VR技術の発展なども相まって、メタバースのさらなる開発と利用が模索されています。
さらに、メタバースは多くの業界で注目を集めて始めており、ビジネス一般・エンターテインメント・教育・不動産・金融・広告など、さまざまな業種の方々から関心を持たれ、いくつかの業界団体も設立されています。とくに金融業界からの注目が高くなっており、暗号通貨の広がりとともに、メタバースを利用した商取引も現実性を帯びています。他にもオンライン会議やビジネス会合、エンターテイメント、教育などへの活用が期待されています。
本講演では、メタバースの技術的な傾向とビジネスへの適用動向に関して、講演とパネルディスカッションを通じて理解を深めて頂きます。メタバースについてなんとなく聞いたことがあったり、過去に動向を調べたことはあるけれども、現在また再燃しているメタバースを取り巻く状況について、その最新動向を把握したい方に向けたセッションとなります。メタバースのキープレイヤーが、これからのメタバースの用途と可能性をズバリ予測します。
<要旨>
●メタバースの技術的な傾向
●ビジネスへの適用動向
●業界(業界団体)のうごき:ビジネス一般・エンターテインメント・教育・不動産・金融(暗号通貨・商取引)・広告 など
●活用への期待:オンライン会議・ビジネス会合・エンターテイメント・教育 など
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 他所属
- ディスカッション
- その他職名
馬渕邦美 氏
(一社)Metaverse Japan 共同代表理事 /
PwC コンサルティング(同) マネージングダイレクター
メタバース最新動向 〜ビジネスでの活用と可能性〜
現在、メタバースは再度注目を浴びており、急速に発展しています。2020年代に入ってからは、仮想通貨やブロックチェーン技術の進化、高速なネットワーク環境の普及、VR技術の発展なども相まって、メタバースのさらなる開発と利用が模索されています。
さらに、メタバースは多くの業界で注目を集めて始めており、ビジネス一般・エンターテインメント・教育・不動産・金融・広告など、さまざまな業種の方々から関心を持たれ、いくつかの業界団体も設立されています。とくに金融業界からの注目が高くなっており、暗号通貨の広がりとともに、メタバースを利用した商取引も現実性を帯びています。他にもオンライン会議やビジネス会合、エンターテイメント、教育などへの活用が期待されています。
本講演では、メタバースの技術的な傾向とビジネスへの適用動向に関して、講演とパネルディスカッションを通じて理解を深めて頂きます。メタバースについてなんとなく聞いたことがあったり、過去に動向を調べたことはあるけれども、現在また再燃しているメタバースを取り巻く状況について、その最新動向を把握したい方に向けたセッションとなります。メタバースのキープレイヤーが、これからのメタバースの用途と可能性をズバリ予測します。
<要旨>
●メタバースの技術的な傾向
●ビジネスへの適用動向
●業界(業界団体)のうごき:ビジネス一般・エンターテインメント・教育・不動産・金融(暗号通貨・商取引)・広告 など
●活用への期待:オンライン会議・ビジネス会合・エンターテイメント・教育 など
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
小宮昌人 氏
JICベンチャー・グロース・インベストメンツ(株)
プリンシパル/イノベーションストラテジスト
メタバース最新動向 〜ビジネスでの活用と可能性〜
現在、メタバースは再度注目を浴びており、急速に発展しています。2020年代に入ってからは、仮想通貨やブロックチェーン技術の進化、高速なネットワーク環境の普及、VR技術の発展なども相まって、メタバースのさらなる開発と利用が模索されています。
さらに、メタバースは多くの業界で注目を集めて始めており、ビジネス一般・エンターテインメント・教育・不動産・金融・広告など、さまざまな業種の方々から関心を持たれ、いくつかの業界団体も設立されています。とくに金融業界からの注目が高くなっており、暗号通貨の広がりとともに、メタバースを利用した商取引も現実性を帯びています。他にもオンライン会議やビジネス会合、エンターテイメント、教育などへの活用が期待されています。
本講演では、メタバースの技術的な傾向とビジネスへの適用動向に関して、講演とパネルディスカッションを通じて理解を深めて頂きます。メタバースについてなんとなく聞いたことがあったり、過去に動向を調べたことはあるけれども、現在また再燃しているメタバースを取り巻く状況について、その最新動向を把握したい方に向けたセッションとなります。メタバースのキープレイヤーが、これからのメタバースの用途と可能性をズバリ予測します。
<要旨>
●メタバースの技術的な傾向
●ビジネスへの適用動向
●業界(業界団体)のうごき:ビジネス一般・エンターテインメント・教育・不動産・金融(暗号通貨・商取引)・広告 など
●活用への期待:オンライン会議・ビジネス会合・エンターテイメント・教育 など
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 社長
渡邊守 氏
NTT ワールドエンジニアリングマリン(株)
代表取締役社長
海底ケーブルを取り巻く環境
トンガの海底火山の爆発による損傷の影響で関心を呼んだ「海底ケーブル」。本セッションでは、日本を、あるいは世界を取り巻く海底ケーブルの置かれた環境について紹介します。
いまやGoogleやMeta Platforms(旧Facebook)などの巨大プラットフォーマーが海底ケーブルの敷設に直接乗り出し、“主役交代”とまで言われていますが、その意図は一体どういったものなのでしょう。そもそも、海底ケーブルの実際の施工はどのように行われ、また故障の際にはどのように修理しているのでしょう。海底ケーブルと陸上側の設備の接続はどうなっているのでしょう。「火山の噴火」や「漁船によるうっかり切断」といった自然災害・事故をはじめとする、海底ケーブルの運用上のさまざまなリスクにどう対処しているのでしょう。結果、私たちの日常生活と海底ケーブルとは、どのような関りを持っているのでしょう。
海底ケーブルシステムの全体像を具体的な事例とともに俯瞰しつつ、潜在するリスクとそれに対する考察を含め、現在の通信ビジネスの最前線に迫ります。またNTTグループにおける海底ケーブル構築戦略の一端を紹介します。
<要旨>
●海底ケーブルが一般にも注目されるようになったきっかけ「トンガ海底火山噴火」
●不測の事態を防ぐメンテナンスの在り方
●建設ラッシュが続く海底ケーブルの敷設計画
●今後の市場見通し
●混沌とする国際情勢の中の海底ケーブル
●私たちが望む姿
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
後藤英昭 氏
東北大学
サイバーサイエンスセンター 研究開発部 ネットワーク研究部 准教授
OpenRoaming:国際無線LANローミングがやってくる!
OpenRoamingは、WBA (Wireless Broadband Alliance)が推進する、安全性とプライバシーを確保できる国際的な無線ローミング基盤です。
OpenRoamingによって、ひとつのアカウントが世界中で利用でき、自動接続で利便性が高く、偽基地局や盗聴に対しても安全な、公衆無線LANなどを実現することができるようになります。
世界的には、AT&Tを筆頭に大手携帯電話会社も参加しており、SIM認証でOpenRoamingを利用することができるため、多様なアクセス方式を適材適所で、セキュリティを保ったまま使い分けることも可能になります。
本セッションでは、「OpenRoamingとその基礎になるPasspointの技術」と、「日本における取り組み」について紹介します。とくに、公衆無線LAN基盤としてOpenRoamingを採用する東京都の先進事例を紹介し、利点や課題などを抽出します。
<要旨>
●OpenRoaming 技術詳細と取り組み
●東京都における事例紹介
●Q&A、ディスカッション
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 国・地方公共団体
- ディスカッション
- 管理職
平井則輔 氏
東京都
デジタルサービス局 戦略部 デジタルシフト推進担当課長
OpenRoaming:国際無線LANローミングがやってくる!
OpenRoamingは、WBA (Wireless Broadband Alliance)が推進する、安全性とプライバシーを確保できる国際的な無線ローミング基盤です。
OpenRoamingによって、ひとつのアカウントが世界中で利用でき、自動接続で利便性が高く、偽基地局や盗聴に対しても安全な、公衆無線LANなどを実現することができるようになります。
世界的には、AT&Tを筆頭に大手携帯電話会社も参加しており、SIM認証でOpenRoamingを利用することができるため、多様なアクセス方式を適材適所で、セキュリティを保ったまま使い分けることも可能になります。
本セッションでは、「OpenRoamingとその基礎になるPasspointの技術」と、「日本における取り組み」について紹介します。とくに、公衆無線LAN基盤としてOpenRoamingを採用する東京都の先進事例を紹介し、利点や課題などを抽出します。
<要旨>
●OpenRoaming 技術詳細と取り組み
●東京都における事例紹介
●Q&A、ディスカッション
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 役員
河野美也 氏
シスコシステムズ(同)
Distinguished Systems Architect 業務執行役員
OpenRoaming:国際無線LANローミングがやってくる!
OpenRoamingは、WBA (Wireless Broadband Alliance)が推進する、安全性とプライバシーを確保できる国際的な無線ローミング基盤です。
OpenRoamingによって、ひとつのアカウントが世界中で利用でき、自動接続で利便性が高く、偽基地局や盗聴に対しても安全な、公衆無線LANなどを実現することができるようになります。
世界的には、AT&Tを筆頭に大手携帯電話会社も参加しており、SIM認証でOpenRoamingを利用することができるため、多様なアクセス方式を適材適所で、セキュリティを保ったまま使い分けることも可能になります。
本セッションでは、「OpenRoamingとその基礎になるPasspointの技術」と、「日本における取り組み」について紹介します。とくに、公衆無線LAN基盤としてOpenRoamingを採用する東京都の先進事例を紹介し、利点や課題などを抽出します。
<要旨>
●OpenRoaming 技術詳細と取り組み
●東京都における事例紹介
●Q&A、ディスカッション
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 教育・研究機関
- ディスカッション
- 教授
江崎浩 氏
東京大学大学院
情報理工学系研究科 教授
ネットワーク化する量子コンピュータ
量子コンピュータの発展はめざましく、量子エラー訂正の実証も進むなど、本格的なコンピュータシステムに至るまでのマイルストーンが着々と達成されつつあります。くわえて量子ビットを集積化する技術が実現すれば、急速なスケールアップがもたらされ、AIやインターネットと並ぶ、もしくは、それ以上のインパクトを発揮することになるでしょう。
しかしながら、量子ビットの「微細化」は量子力学によって制約されており、微細化のみによる集積化では早々に限界が訪れます。これを解決する有力な手法が、じつはご存知「ネットワーク化」です。つまり我々ICT技術者が培ってきた知見もまた、集積化の実現にむけての鍵といえます。
従来型のデジタルコンピュータでは、2台のコンピュータを並列化したときの性能上昇は高々2倍でした。ところが量子コンピュータでは、複数台を並列化して動作させたときの効能がまったく異なります。そうした「量子ならでは」のディスカッションの中においても、我々に馴染みのある単語が飛び出すことでしょう。さらに、そのような量子ネットワークは、広域量子ネットワーク、すなわち、量子インターネットへの発展の可能性を有しています。
本セッションでは、”分散”量子コンピュータ研究開発のホットなディスカッションを、量子コンピュータや量子ネットワークの実装に取り組む専門家から、参加者のみなさんにお届けします。本格的な量子コンピュータ・量子インターネットの実現までの機を測って頂く一助となり、また、量子情報技術におけるビジネスチャンスを見出すきっかけになれば幸いです。
<要旨>
●量子コンピュータ開発最新動向
●量子ネットワーク開発最新動向
●量子コンピュータのネットワーク化
●量子インターネット
●デジタル情報技術と量子技術の繋がり
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
佐藤吉雄 氏
NTT リミテッド・ジャパン(株)
サービス部ネットワークサービス部門
担当部長
海底ケーブルを取り巻く環境
トンガの海底火山の爆発による損傷の影響で関心を呼んだ「海底ケーブル」。本セッションでは、日本を、あるいは世界を取り巻く海底ケーブルの置かれた環境について紹介します。
いまやGoogleやMeta Platforms(旧Facebook)などの巨大プラットフォーマーが海底ケーブルの敷設に直接乗り出し、“主役交代”とまで言われていますが、その意図は一体どういったものなのでしょう。そもそも、海底ケーブルの実際の施工はどのように行われ、また故障の際にはどのように修理しているのでしょう。海底ケーブルと陸上側の設備の接続はどうなっているのでしょう。「火山の噴火」や「漁船によるうっかり切断」といった自然災害・事故をはじめとする、海底ケーブルの運用上のさまざまなリスクにどう対処しているのでしょう。結果、私たちの日常生活と海底ケーブルとは、どのような関りを持っているのでしょう。
海底ケーブルシステムの全体像を具体的な事例とともに俯瞰しつつ、潜在するリスクとそれに対する考察を含め、現在の通信ビジネスの最前線に迫ります。またNTTグループにおける海底ケーブル構築戦略の一端を紹介します。
<要旨>
●海底ケーブルが一般にも注目されるようになったきっかけ「トンガ海底火山噴火」
●不測の事態を防ぐメンテナンスの在り方
●建設ラッシュが続く海底ケーブルの敷設計画
●今後の市場見通し
●混沌とする国際情勢の中の海底ケーブル
●私たちが望む姿
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
伊藤渉 氏
(株)NTTドコモ
ネットワーク本部 インフラデザイン部
担当部長
海底ケーブルを取り巻く環境
トンガの海底火山の爆発による損傷の影響で関心を呼んだ「海底ケーブル」。本セッションでは、日本を、あるいは世界を取り巻く海底ケーブルの置かれた環境について紹介します。
いまやGoogleやMeta Platforms(旧Facebook)などの巨大プラットフォーマーが海底ケーブルの敷設に直接乗り出し、“主役交代”とまで言われていますが、その意図は一体どういったものなのでしょう。そもそも、海底ケーブルの実際の施工はどのように行われ、また故障の際にはどのように修理しているのでしょう。海底ケーブルと陸上側の設備の接続はどうなっているのでしょう。「火山の噴火」や「漁船によるうっかり切断」といった自然災害・事故をはじめとする、海底ケーブルの運用上のさまざまなリスクにどう対処しているのでしょう。結果、私たちの日常生活と海底ケーブルとは、どのような関りを持っているのでしょう。
海底ケーブルシステムの全体像を具体的な事例とともに俯瞰しつつ、潜在するリスクとそれに対する考察を含め、現在の通信ビジネスの最前線に迫ります。またNTTグループにおける海底ケーブル構築戦略の一端を紹介します。
<要旨>
●海底ケーブルが一般にも注目されるようになったきっかけ「トンガ海底火山噴火」
●不測の事態を防ぐメンテナンスの在り方
●建設ラッシュが続く海底ケーブルの敷設計画
●今後の市場見通し
●混沌とする国際情勢の中の海底ケーブル
●私たちが望む姿
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 教授
- 社長
永山翔太 氏
(株)メルカリ シニアリサーチャー /
量子インターネットタスクフォース 代表 / 慶應義塾大学 特任准教授
ネットワーク化する量子コンピュータ
量子コンピュータの発展はめざましく、量子エラー訂正の実証も進むなど、本格的なコンピュータシステムに至るまでのマイルストーンが着々と達成されつつあります。くわえて量子ビットを集積化する技術が実現すれば、急速なスケールアップがもたらされ、AIやインターネットと並ぶ、もしくは、それ以上のインパクトを発揮することになるでしょう。
しかしながら、量子ビットの「微細化」は量子力学によって制約されており、微細化のみによる集積化では早々に限界が訪れます。これを解決する有力な手法が、じつはご存知「ネットワーク化」です。つまり我々ICT技術者が培ってきた知見もまた、集積化の実現にむけての鍵といえます。
従来型のデジタルコンピュータでは、2台のコンピュータを並列化したときの性能上昇は高々2倍でした。ところが量子コンピュータでは、複数台を並列化して動作させたときの効能がまったく異なります。そうした「量子ならでは」のディスカッションの中においても、我々に馴染みのある単語が飛び出すことでしょう。さらに、そのような量子ネットワークは、広域量子ネットワーク、すなわち、量子インターネットへの発展の可能性を有しています。
本セッションでは、”分散”量子コンピュータ研究開発のホットなディスカッションを、量子コンピュータや量子ネットワークの実装に取り組む専門家から、参加者のみなさんにお届けします。本格的な量子コンピュータ・量子インターネットの実現までの機を測って頂く一助となり、また、量子情報技術におけるビジネスチャンスを見出すきっかけになれば幸いです。
<要旨>
●量子コンピュータ開発最新動向
●量子ネットワーク開発最新動向
●量子コンピュータのネットワーク化
●量子インターネット
●デジタル情報技術と量子技術の繋がり
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 専門職
鈴木泰成 氏
日本電信電話(株)
コンピュータ&データサイエンス研究所 准特別研究員
ネットワーク化する量子コンピュータ
量子コンピュータの発展はめざましく、量子エラー訂正の実証も進むなど、本格的なコンピュータシステムに至るまでのマイルストーンが着々と達成されつつあります。くわえて量子ビットを集積化する技術が実現すれば、急速なスケールアップがもたらされ、AIやインターネットと並ぶ、もしくは、それ以上のインパクトを発揮することになるでしょう。
しかしながら、量子ビットの「微細化」は量子力学によって制約されており、微細化のみによる集積化では早々に限界が訪れます。これを解決する有力な手法が、じつはご存知「ネットワーク化」です。つまり我々ICT技術者が培ってきた知見もまた、集積化の実現にむけての鍵といえます。
従来型のデジタルコンピュータでは、2台のコンピュータを並列化したときの性能上昇は高々2倍でした。ところが量子コンピュータでは、複数台を並列化して動作させたときの効能がまったく異なります。そうした「量子ならでは」のディスカッションの中においても、我々に馴染みのある単語が飛び出すことでしょう。さらに、そのような量子ネットワークは、広域量子ネットワーク、すなわち、量子インターネットへの発展の可能性を有しています。
本セッションでは、”分散”量子コンピュータ研究開発のホットなディスカッションを、量子コンピュータや量子ネットワークの実装に取り組む専門家から、参加者のみなさんにお届けします。本格的な量子コンピュータ・量子インターネットの実現までの機を測って頂く一助となり、また、量子情報技術におけるビジネスチャンスを見出すきっかけになれば幸いです。
<要旨>
●量子コンピュータ開発最新動向
●量子ネットワーク開発最新動向
●量子コンピュータのネットワーク化
●量子インターネット
●デジタル情報技術と量子技術の繋がり
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 社長
楊天任 氏
(株)QunaSys
CEO
ネットワーク化する量子コンピュータ
量子コンピュータの発展はめざましく、量子エラー訂正の実証も進むなど、本格的なコンピュータシステムに至るまでのマイルストーンが着々と達成されつつあります。くわえて量子ビットを集積化する技術が実現すれば、急速なスケールアップがもたらされ、AIやインターネットと並ぶ、もしくは、それ以上のインパクトを発揮することになるでしょう。
しかしながら、量子ビットの「微細化」は量子力学によって制約されており、微細化のみによる集積化では早々に限界が訪れます。これを解決する有力な手法が、じつはご存知「ネットワーク化」です。つまり我々ICT技術者が培ってきた知見もまた、集積化の実現にむけての鍵といえます。
従来型のデジタルコンピュータでは、2台のコンピュータを並列化したときの性能上昇は高々2倍でした。ところが量子コンピュータでは、複数台を並列化して動作させたときの効能がまったく異なります。そうした「量子ならでは」のディスカッションの中においても、我々に馴染みのある単語が飛び出すことでしょう。さらに、そのような量子ネットワークは、広域量子ネットワーク、すなわち、量子インターネットへの発展の可能性を有しています。
本セッションでは、”分散”量子コンピュータ研究開発のホットなディスカッションを、量子コンピュータや量子ネットワークの実装に取り組む専門家から、参加者のみなさんにお届けします。本格的な量子コンピュータ・量子インターネットの実現までの機を測って頂く一助となり、また、量子情報技術におけるビジネスチャンスを見出すきっかけになれば幸いです。
<要旨>
●量子コンピュータ開発最新動向
●量子ネットワーク開発最新動向
●量子コンピュータのネットワーク化
●量子インターネット
●デジタル情報技術と量子技術の繋がり
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
榑林亮介 氏
日本電信電話(株)
NTTソフトウェアイノベーションセンタ・担当部長
IOWN(2):Smart NICがもたらすコンピューティングインフラの進化 〜IPUとDPU〜
数年前から、IPU (Infrastructure Processing Unit)・DPU (Data Processing Unit)といった「Smart NIC (Network Interface Card)」が登場し、市場の注目を集めています。これらは「プロセッサ付きのNIC」と例えていいでしょう。
本セッションでは、そうしたSmart NICについて、「そもそも どのようなものなのか」「なぜ必要になってきたのか」「こうしたNICの進化によって、IOWNを始めとするネットワークやコンピューティングのインフラは今後どのように進化していくのか」といった、実態と需要と将来性について議論します。
また、インフラの高度化へのIPU・DPUの適用を見据えて、Smart NICのプログラミング環境を整えるためのオープンソースプロジェクト『Open Programmable Infrastructure (OPI)』が、Linux Foundationの下で始まっています(2022年6月発表)。これはネットワーク/ストレージ/セキュリティなどの各領域において、APIの簡素化によって、IPU・DPUのポータブルかつ高パフォーマンスな活用を目指す活動です。このOPIについても紹介します。
<要旨>
●IPU、DPUとはなにか?
●IPU、DPUのユースケース、メリット
●Open Programmable Infrastructureの活動概要
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
佐々木弘志 氏
フォーティネットジャパン(同)
OTビジネス開発部 部長
ソフトウェアのサプライチェーン管理 〜経済安保の観点で求められること・できること〜
ランサムウェアの被害組織から、インシデントに至った経緯や実態が報告書という形で公開されています。組織的・技術的な対策がいくつか挙げられる中、システム・ソフトウェアの提供元である事業者・ベンダーにおける対応や、サプライチェーンの管理について指摘がなされています。
なぜ、重大な脆弱性の対策が行われず、放置されてしまうのか。システムの要件定義の段階で、顧客とベンダーの間でセキュリティ上のリスクについてどこまで検討すればよいのか。運用後の役割分担は誰がどうやって決めればいいのか。ソフトウェアサプライチェーンの管理は、様々なプレイヤーが関係しあって複雑さを増しています。
また、経済安全保障推進法の「基幹インフラの安全性・信頼性の確保」の観点では、重要インフラ企業に国が指定した設備を導入したり・維持管理を外部委託したりする場合には、事前に所管省庁へ届け出が必要となります。具体的には、「設備の製造過程で不正なプログラムが組み込まれず」「サイバー攻撃で被害が出てもサービスが継続可能」であることを求められます。取引先である「設備の納入元」や「維持管理を委託する企業」の情報も、申告対象に含まれます。こうした国の取組に対して、供給する側として備えておくべき、今すぐできる対策とはなにか?
ソフトウェアのライフサイクルを管理するために、提供する側・される側を含め、どういった情報連携をするべきか。「セキュリティ品質確保の管理方法としての、SBOM(Software Bill of Materials)をはじめとしたソフトウェアサプライチェーンに関する取り組み」「先進的な脆弱性管理を行っている企業の事例、取り組みの中でうまくいかない部分」「ツールや管理システムの話だけではなく、業界を巻き込む形での情報連携」などの取り組みについて、ご紹介します。
<要旨>
●インフラ事業者(顧客)とサプライヤー(SIer、販売店)、デベロッパー(ソフトウェアベンダ)の連携
●ソフトウェア管理の透明性の取組(クラウドサービスの選定基準とか、開発委託先管理の話も)
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
鈴木康弘 氏
(株)アシュアード
脆弱性管理クラウド yamory プロダクトオーナー
ソフトウェアのサプライチェーン管理 〜経済安保の観点で求められること・できること〜
ランサムウェアの被害組織から、インシデントに至った経緯や実態が報告書という形で公開されています。組織的・技術的な対策がいくつか挙げられる中、システム・ソフトウェアの提供元である事業者・ベンダーにおける対応や、サプライチェーンの管理について指摘がなされています。
なぜ、重大な脆弱性の対策が行われず、放置されてしまうのか。システムの要件定義の段階で、顧客とベンダーの間でセキュリティ上のリスクについてどこまで検討すればよいのか。運用後の役割分担は誰がどうやって決めればいいのか。ソフトウェアサプライチェーンの管理は、様々なプレイヤーが関係しあって複雑さを増しています。
また、経済安全保障推進法の「基幹インフラの安全性・信頼性の確保」の観点では、重要インフラ企業に国が指定した設備を導入したり・維持管理を外部委託したりする場合には、事前に所管省庁へ届け出が必要となります。具体的には、「設備の製造過程で不正なプログラムが組み込まれず」「サイバー攻撃で被害が出てもサービスが継続可能」であることを求められます。取引先である「設備の納入元」や「維持管理を委託する企業」の情報も、申告対象に含まれます。こうした国の取組に対して、供給する側として備えておくべき、今すぐできる対策とはなにか?
ソフトウェアのライフサイクルを管理するために、提供する側・される側を含め、どういった情報連携をするべきか。「セキュリティ品質確保の管理方法としての、SBOM(Software Bill of Materials)をはじめとしたソフトウェアサプライチェーンに関する取り組み」「先進的な脆弱性管理を行っている企業の事例、取り組みの中でうまくいかない部分」「ツールや管理システムの話だけではなく、業界を巻き込む形での情報連携」などの取り組みについて、ご紹介します。
<要旨>
●インフラ事業者(顧客)とサプライヤー(SIer、販売店)、デベロッパー(ソフトウェアベンダ)の連携
●ソフトウェア管理の透明性の取組(クラウドサービスの選定基準とか、開発委託先管理の話も)
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 管理職
堀田賢人 氏
インテル(株)
インダストリー事業本部 クラウド・通信事業統括部 統括部長
IOWN(2):Smart NICがもたらすコンピューティングインフラの進化 〜IPUとDPU〜
数年前から、IPU (Infrastructure Processing Unit)・DPU (Data Processing Unit)といった「Smart NIC (Network Interface Card)」が登場し、市場の注目を集めています。これらは「プロセッサ付きのNIC」と例えていいでしょう。
本セッションでは、そうしたSmart NICについて、「そもそも どのようなものなのか」「なぜ必要になってきたのか」「こうしたNICの進化によって、IOWNを始めとするネットワークやコンピューティングのインフラは今後どのように進化していくのか」といった、実態と需要と将来性について議論します。
また、インフラの高度化へのIPU・DPUの適用を見据えて、Smart NICのプログラミング環境を整えるためのオープンソースプロジェクト『Open Programmable Infrastructure (OPI)』が、Linux Foundationの下で始まっています(2022年6月発表)。これはネットワーク/ストレージ/セキュリティなどの各領域において、APIの簡素化によって、IPU・DPUのポータブルかつ高パフォーマンスな活用を目指す活動です。このOPIについても紹介します。
<要旨>
●IPU、DPUとはなにか?
●IPU、DPUのユースケース、メリット
●Open Programmable Infrastructureの活動概要
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- 役員
田丸健三郎 氏
日本マイクロソフト(株)
業務執行役員 ナショナルテクノロジーオフィサー
ChatGPT:データ共有と大規模汎用言語モデル
さまざまなシステムにおいてAIの活用が進む中、「データ」のアセットとしての重要性が増してきています。とくに公的機関においては、データの共有・流通の基盤を「一つの大きな仮想プラットフォーム」化し、その上で種々のサービスを構築する取り組みが加速してきています。代表的な例として、「公共交通オープンデータ」「スマートシティリファレンスアーキテクチャ」などがあります。いずれも、サービスの元となりうるデータがあり、その活用の基盤の構築に主眼を置いています。
他方、GPT-3に代表される大規模汎用言語モデルが注目を集めています。とくにイノベーションの源泉ともなりうるChatGPTとその応用は、「データが持つ価値」について改めて考えさせられるものと言えます(GPT: Generative Pre-trained Transformer)。
本セッションではまず、「公的機関を中心に加速するデータ共有」「データ流通の加速がもたらす変革」について、データ基盤・スマートシティの専門家から紹介します。ついで、「ChatGPTがもたらすデータの価値」、とくに「言語資源の重要性」「ビジネス変革」について、自然言語処理の研究者から紹介します。
<要旨>
●データ共有 公的機関・データ基盤・スマートシティなどでの活用策
●データ流通 加速化と、それがもたらす変革
●Chat GPT データの価値向上と、ビジネス変革
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
杉山秀次 氏
レッドハット(株)
チーフテクノロジスト
IOWN(2):Smart NICがもたらすコンピューティングインフラの進化 〜IPUとDPU〜
数年前から、IPU (Infrastructure Processing Unit)・DPU (Data Processing Unit)といった「Smart NIC (Network Interface Card)」が登場し、市場の注目を集めています。これらは「プロセッサ付きのNIC」と例えていいでしょう。
本セッションでは、そうしたSmart NICについて、「そもそも どのようなものなのか」「なぜ必要になってきたのか」「こうしたNICの進化によって、IOWNを始めとするネットワークやコンピューティングのインフラは今後どのように進化していくのか」といった、実態と需要と将来性について議論します。
また、インフラの高度化へのIPU・DPUの適用を見据えて、Smart NICのプログラミング環境を整えるためのオープンソースプロジェクト『Open Programmable Infrastructure (OPI)』が、Linux Foundationの下で始まっています(2022年6月発表)。これはネットワーク/ストレージ/セキュリティなどの各領域において、APIの簡素化によって、IPU・DPUのポータブルかつ高パフォーマンスな活用を目指す活動です。このOPIについても紹介します。
<要旨>
●IPU、DPUとはなにか?
●IPU、DPUのユースケース、メリット
●Open Programmable Infrastructureの活動概要
Interop Tokyo カンファレンス 2023
- 国内講演者
- 民間企業
- ディスカッション
- その他職名
野田孝 氏
エヌビディア(同)
ソリューションアーキテクチャ & エンジニアリング 部
IOWN(2):Smart NICがもたらすコンピューティングインフラの進化 〜IPUとDPU〜
数年前から、IPU (Infrastructure Processing Unit)・DPU (Data Processing Unit)といった「Smart NIC (Network Interface Card)」が登場し、市場の注目を集めています。これらは「プロセッサ付きのNIC」と例えていいでしょう。
本セッションでは、そうしたSmart NICについて、「そもそも どのようなものなのか」「なぜ必要になってきたのか」「こうしたNICの進化によって、IOWNを始めとするネットワークやコンピューティングのインフラは今後どのように進化していくのか」といった、実態と需要と将来性について議論します。
また、インフラの高度化へのIPU・DPUの適用を見据えて、Smart NICのプログラミング環境を整えるためのオープンソースプロジェクト『Open Programmable Infrastructure (OPI)』が、Linux Foundationの下で始まっています(2022年6月発表)。これはネットワーク/ストレージ/セキュリティなどの各領域において、APIの簡素化によって、IPU・DPUのポータブルかつ高パフォーマンスな活用を目指す活動です。このOPIについても紹介します。
<要旨>
●IPU、DPUとはなにか?
●IPU、DPUのユースケース、メリット
●Open Programmable Infrastructureの活動概要
