逆・タイムマシン経営論
「タイムマシン経営」という言葉がある。すでに「未来」を実現している国や地域に注目し、日本に持ってくるという発想だ。「逆・タイムマシン経営論」はこの逆を行く。メディアが一斉に取り上げるような言説には必ずと言っていいほどその時代特有のバイアスが入り込んでくる。「近過去」に遡って当時のメディアの言説を振り返ると、さまざまな再発見がある。同時代のノイズが洗い流されて、本質的な論理が姿を現す。「新聞・雑誌は寝かせて読め」。近過去に遡り、その時点でどのような情報がどのように受け止められ、それがどのような思考と行動を引き起こしたのかを吟味すれば、本質を見抜くセンスと大局観を獲得できる。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」による古くて新しい知的鍛錬の方法を提案する。
良し悪しよりも好き嫌い
ビジネスに限らず、人間のあらゆる思考と判断、行動の基底には何らかの価値基準があります。本講演では「良し悪し」と「好き嫌い」という2つの価値基準を対比します。ビジネスや経営においては、「良し悪し」が優先し「好き嫌い」が劣後する傾向にあります。しかし、仕事でこそ「好き嫌い」が重要になります。スキルでは測れない「センス採用」など「人材・採用」の観点や専門である競争戦略の視点から「好き嫌い」の復権を論じます。
イノベーションを起こす組織はいかにして生まれるのか 富士通が取り組む、パーパスを起点とした人事制度改革
激変するビジネス環境で成長し続けていくため、多くの企業がイノベーション創出を目指しています。富士通では「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」というパーパスのもと、さまざまな人事制度改革を実施。従業員個人のパーパスを活かし、それぞれが自律的に動くことで組織活性化へとつなげています。どうすればイノベーションを起こす組織を実現できるのか、同社の事例を基に議論します。(協賛/SAPジャパン株式会社)
戦略ストーリーのクリティカル・コア:究極の競争優位を考える
時代変化に対応した、価値を創造する小売業への革新
スキルとセンス
昨今の情勢変化をうけ、従業員の雇用に関する環境が大きく変化する中、その後の人材をどう活かすかが注目されています。組織の中で成果を出すために必要な「スキル」を定義し、それに基づく採用や育成などの人材戦略を練ることは重要な経営課題となってきました。 一方、必要なスキルは分かっているものの採用ができない、上手く活躍を後押しできない、といった課題がある中で企業はどのような解決策を見出すべきでしょうか。一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻(ICS) 教授 楠木氏をお招きし、上記課題に寄り添いながら企業は、具体的にどういった戦略をとるべきなのか、ご講演いただきます。
「本性主義」で考えるポストコロナ社会
コロナ禍を経て「仕事はオフィスでやるもの」という思い込みはなくなりました。オフィスとは何をやる場所なのか、オフィスは何のために存在するのか。本講演では、「人間の本性や本能」を軸にオフィスのあり方を考えてみたいと思います。
長期利益追求の経営
目的があって手段がある。正しい目的設定がなければあらゆる戦略は無意味となる。競争環境の変化や、ESG、サステイナビリティなどの新たな社会的要請が出てくる中、企業経営者が経営目的をどこに置くかがますます重要な意味を持っている。この講演では、経営者が追求すべきゴールが長期利益にあることを示し、その背後にある普遍にして不変の論理を明らかにする。
The Growth Strategy―真の成長企業は“ここ”が違う
2025年までの DX と競争戦略
DX と言い換えてまた同じことを繰り返していないだろうか。そんな疑問からセッションは始まり、経営者や DX 推進の責任者のために、迷いをなくすための”問いかけ”となる議論をお届けします。 DX は手段であり目的が重要です。楠木教授は「ビジネスは勝利条件が明確である」と指摘し、今一度企業の目的と競争戦略に立ち返って、誰が何を決める必要があるのかを深掘ります。 後半は DX 時代の競争力として、システムを持続的に開発し運用するための体制作りに関連して注目を集める「デベロッパーエクスペリエンス」にも言及します。